地元の人のようにバジェ・デ・ブラボでリフレッシュ
メキシコシティの住民は、休日のリフレッシュ先にどこへ行くのでしょうか? 2時間西に位置する植林された丘陵のコロニアルタウン、バジェ・デ・ブラボです。ニューヨーカーのロラ・ハウスと家族がその魅力を体感しました。
バジェ・デ・ブラボとは
バジェ・デ・ブラボは、メキシコシティ西約2時間(渋滞がなければ)にある、16世紀に築かれた城壁に囲まれた植民地都市です。湖アバンダロを見下ろす位置にあり、先住民マトラツィンカやアステカ、スペインの征服者、カトリック修道会の影響が混ざり合った独特の食・建築・芸術が楽しめます。
現在の観光の主役は、20世紀中頃に作られた人工湖です。ウォータースポーツ愛好者や都市部の人々が週末や祝日に訪れ、また結婚式のロケ地としても人気です。近隣のアバンダロは、メキシコ版マリブと呼ばれる高級住宅街です。
ロダヴェント・ツリーハウス・リトリート
私たちが選んだ宿は、55エーカーの森林に佇むモダンなツリーハウス、ホテル・ロダヴェントです。木造のスイートは36室あり、木の暖炉とロフトベッドが完備。まるで『スター・ウォーズ』のエンドアの森のようです。
敷地の中心には、ガラス・スチール・木材を組み合わせたロッジがあり、レストランとバーが屋外テラスとプール、ジャクジー、池を見下ろす形で配置されています。池の向こう側にはアーチェリーとジップラインのコースが隠れています。
体験アクティビティ
プールサイドでチームビルディングに励む企業グループを眺めながら、私たちもアーチェリーのレッスンに挑戦。国際フィールドアーチェリー協会認定の本格コースです。
スパではマッサージとハイドロセラピーを堪能。竹のカーテンに覆われたヨルトや、和風温泉を思わせるガラス建築が点在し、ハーブやフラワーセラピーは地元の素材を活かしています。
モナーク・バタフライの観察
11月から3月にかけて、数万匹のオオカバマダラがピエドラ・エラダ保護区に集まります。ホテルのガイド、アレハンドロが馬に乗せて丘へ案内し、静かに蝶が舞い降りる瞬間を楽しみました。
タコス巡りと食の冒険
街の中心部へ15分ドライブし、ロダヴェント系列のブティックホテル・シンコに車を預けました。コンシェルジュの提案で、屋上のラ・ミチョアカンへ。ここではローストバッタ(チャプリン)や、地元で人気のタコススタンドを堪能しました。
タコスはサン・フランシスコ教会の裏、曲がりくねった路地 Callejón el Arco(通称 Callejón el Hambre) に位置し、様々な具材(ステーキ、内臓、バーベキュー)をトルティーヤに包んで提供しています。路地はフルーツやアイスクリーム、手作りコーンスープの屋台が立ち並び、散策しながら買い物も楽しめます。
街歩きとお土産
バジェ・デ・ブラボの石畳の坂道は、目的を決めずに散策するのに最適です。サンタ・マリア・アワカトラン教会や、手工芸品が並ぶマーケット・デ・アルティザンは必見。陶器や刺繍リネン、手編みバスケットなど、作家と直接会話しながら購入できます。
サンセットとまとめ
夕暮れは湖アバンダロを見渡すシエンコの屋上プールバーで過ごすのがベスト。教会の尖塔と洗濯物が揺れる光景を背に、太陽が丘の向こうへ沈む瞬間は「¡Bravo, Valle — bravo!」と心から叫びたくなる美しさです。




