ローマでサッカー観戦するときは、間違ったチームを応援しないで

「サッカーの第一歩は、イタリアの親子にとって通過儀礼です」――エリカ・フィルポが娘に聖なるスポーツを教えます。
ローマの子どもが抱く「ザ・トーク」
ローマの子どもにとって、ある瞬間に親は「ザ・トーク」をしなければなりません。世界の中心がスタジオ・オリンピコ――ローマの夢の舞台だという意味深い会話です。
柔らかな声で、オレンジと赤の美しさを語り、退屈なベビーブルーへの軽い軽蔑を添える前置きから始まります。続くのは、黄金の足を持つ少年のラグズ・トゥ・リッチなドラマ――何度もフィールドを駆け抜け、スカディ(チャンピオンバッジ)と世界中の心を勝ち取った物語です。その少年は現在、地元チームASローマのキャプテンです。
誓いとスカーフ
雨でも晴れでも、ローマは世界一のチームだと信じ続け、決して青いライオンズ(ラツィオ)を応援しないと誓います。ローマのスカーフを子どもの首に優しく巻くと、通過儀礼は完了です。
「ママ、いつスタジアムに行くの?」
7歳の娘が、ずっと聞きたくないと祈っていた質問を口にしました。「ママ、いつスタジアムに行くの?」
私はサッカー(イタリア語で「カルチョ」)が大好きです。ワールドカップやユーロの試合は必ずフロリの広場で観戦し、2006年のワールドカップ優勝のときはローマの街を歩きました。15年もの間、着古したイタリア代表ジャージを毎試合着ています。スタジアム恐怖症はありません。むしろ、2005-2006シーズンにトリブナ(スタジアムの最上席)で観戦した経験があります(当時の恋人が熱狂的なラツィオファンだったためです)。
このおばあちゃんたちはスコアを把握しています。
娘がローマのファンになるきっかけは、学校と姉の影響です。1年生のときにパニーニの『フィギュリーニ』で選手カードを集め始め、2年生になるとローマ選手だけが欲しくなり、実際の試合を観たいと言い出しました。
母の日のサプライズ――スタジアムへ
母の日に、私はローマのホームスタジアムへチケットを手配しました。目的は、娘に「好きな選手」と直接会う機会を提供すること。2016-2017シーズンに向けて、ほぼ40歳のフランチェスコ・トッティ選手(黄金の足)の姿を見せたかったのです。
「7歳を連れて行くのは危険だ」と周囲は警告しました。スタジアムは「テストステロンの巣」だと。私たちは女性二人だけ、運転できるのは私だけでしたが、準備は万全に。
将来のスーパーファン。
準備と当日の流れ
- 近くのASローマ公式ショップでチームユニフォーム(トゥータ)と、SPQRとASローマの文字が入ったシルク製スカーフを購入。
- トリブナ・モンテ・マリオ(中段席)を予約。子ども連れに最適で、熱狂的なローマニスタ席より落ち着いた雰囲気です。
- スタジアム内の座席はチケットに記載されたエリアのみ入場可能なので、迷うことはありません。
- 左側に父子ペア、右側に熱狂的なローマニスタの祖母二人がいて、盛り上がりをサポート。
- スナックバーの長い列を避けるため、持ち込みのパニーニとスタジアム販売のドリンクで対応。
試合の感動
ローマは試合を支配し、トッティが私たちに手を振ってくれました。デ・ロッシは相変わらずの安定感でプレーし、選手たちの姿が何よりの魅力です。娘は「ママは史上最高のママだ」と言い、私もヴェンディッティの『Roma Roma Roma』を熱唱しながら感動の涙を流しました。
その後の約束
帰宅後、2016-2017シーズンの試合をさらに観戦することを約束。次はローマ対ユベントスの試合にも行くと娘は嬉しそうに答えました。部屋の隅にASローマ、トッティ、そして妻イラリへの小さな祭壇を作り、トッティがもう1シーズンだけでもプレーし続けてくれるよう願いました。
*ローマのライバルは青いチーム、ラツィオです。
**フランチェスコ・トッティはローマのキャプテンとして、今シーズンも全力でプレーしています。引退時期は未定ですが、5月頃と予想されています。
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Fathomのローマガイド、ローマのバイカーギャングへの参加方法、子連れローマ観光プランなど。




