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最高の誕生日:ヴェネツィアで恋と祝福を

ローマ在住のニューヨーカー編集者アリッサ・シェラスキーが誕生日を祝うためヴェネツィアへ。最高の一日が始まります。

豪華スイートでの朝

窓辺にぶら下がりながら、レコードプレーヤーから流れるダイアナ・ロスと、恋人の手が腰に。当たり前のようにシャンパンが血管を駆け巡り、グランド・カナルの絵本のような景色を眺めつつ、私は大声で歌った。

「これが人生で一番の最高の日」

チェックインしたのは、The Gritti Palaceの壮大なスイート。スターホテルの友人が手配してくれたおかげで、まるでデザイン神とケイト・モスが作り上げたかのような空間に感激。

ピンクのバラがクリスタルの花瓶に、生ディスコ時代の白黒写真、70年代風の壁灯、巨大な大理石のバスタブ、そしてバトラーがシャンパンを持ってドアをノック――。

最高の誕生日:ヴェネツィアで恋と祝福を

ドンギア・スイートの豪華さ。

ヴェネツィアの街を散策

グランド・カナルは緑の宝石と青いきらめきが交互に現れ、ヘミングウェイがインスピレーションを受けたのも納得。対岸には高級なPeggy Guggenheim Collectionがあり、静かな笑顔の日本人ゴンドラ乗客さえも魅力的。

恋人の手が腰に回り、ベッドルームへと誘う前に、シャンパンをもう一杯。レコードをロ Rolling Stones に変えて、フレッテのシーツに包まれた銀色のドームを眺めながら、彼は「ハッピーバースデー、ベイビー」と言い、完璧なティラミスを差し出した。

観光とグルメ

二十年ぶりのヴェネツィア。サン・マルコ広場を歩き、光沢のあるギャラリーを巡る。バリシュニコフの写真展『Dance This Way』を鑑賞し、ユダヤ人ゲットーへ足を伸ばす。コーシャ料理店Gam Gamで揚げアーティチョークを食べながら将来の夢を語り合った。

夜はHarry's Barでピーチ・ベリーニを楽しみ、塩味のオリーブをつまみながら見知らぬ人々と小話。続いて、友人が勧めた伝説のレストランArturo'sは閉店中だったので、再びグリティ宮殿に戻り、レモンリゾットとカリカリのソレを堪能した。

最高の誕生日:ヴェネツィアで恋と祝福を

スパと夜の散歩

ホテル内のスパでビューティー製品をゲット。バスローブ姿のブリティッシュの女性が「あまーーい!」と歓声を上げる中、熱いシャワーでリフレッシュ。ピンクの音楽と赤いリップでロマンチックなムードを演出し、彼がシガレットを巻きながら眺める景色はまさに証拠。

深夜、橋や広場を散策すると、上流ヨーロッパのカップル、ゲイの恋人たち、孤独な詩人、酔っ払いのティーンエイジャー、必死のジプシー、そしてジェラートを舐めるアメリカ人が行き交う。「これが人生で最高の日だ」と再び呟き、月を見上げる。

FIND IT

The Gritti Palace
Campo Santa Maria del Giglio, 2467
30124 Venice, Italy
+39-041-79461
grittipalace@luxurycollection.com

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