米国で最も盗まれやすい10車種と防犯対策
COVID-19の影響で新車・中古車の価格が上昇する中、車両盗難も増加しています。全米保険犯罪局(NICB)の最新「Hot Wheels」レポートによると、2020年の車盗難件数は前年比約11%増で、36秒に1件のペースです。以下に、米国で最も盗まれやすい車種を紹介し、盗難防止のポイントを解説します。
Ford フルサイズ ピックアップトラック(Fシリーズ)
米国で43年連続ベストセラーのFシリーズは、半数近くの州で最も盗まれる車種です。特にコロラド州やフロリダ州などで頻発しています。
- 盗難件数:38,938件
- 最も多い年式:2006年
Honda Civic
部品が他のホンダ車と互換性が高く、特に2000年式は最新のセキュリティ機能が欠如しているため狙われやすいです。
- 盗難件数:33,220件
- 最も多い年式:2000年
Chevrolet フルサイズ ピックアップトラック
部品需要と防犯装置の不足が相まって、盗難対象となっています。2007年以降、毎年「Hot Wheels」リストに掲載されています。
- 盗難件数:32,583件
- 最も多い年式:2004年
Honda Accord
東海岸で特に盗難が多く、コネチカット州やニューヨーク州などで頻繁に報告されています。グローブボックスに貴重品を入れないよう注意しましょう。
- 盗難件数:30,745件
- 最も多い年式:1997年
Toyota Camry
販売台数が多いことから部品が高価で、盗難対象に。特に2007年式が最も多く盗まれています。
- 盗難件数:15,656件
- 最も多い年式:2007年
Nissan Altima
キーなしロックとイグニッションをハッキングできる「ミステリーデバイス」が流通し、2015年式が多く狙われています。
- 盗難件数:13,355件
- 最も多い年式:2015年
Toyota Corolla
最新のスマートキーやGPS追跡機能が搭載されても、2018年式は依然として盗難件数が最多です。ワシントンDCで特に注意が必要です。
- 盗難件数:12,137件
- 最も多い年式:2018年
Dodge フルサイズ ピックアップトラック
2001年式が最も盗まれやすく、廃車となった車種は部品価値が高いため狙われやすいです。
- 盗難件数:11,292件
- 最も多い年式:2001年
GMC フルサイズ ピックアップトラック
価格上昇に伴い価値が上がり、特に2018年式が盗難対象となっています。GMの防犯技術が影響している可能性があります。
- 盗難件数:11,164件
- 最も多い年式:2018年
Honda CR‑V
広い室内と手頃な価格が魅力ですが、部品需要が高く、2001年式が特に狙われやすいです。雪が多いミネソタ州で盗難件数が最高です。
- 盗難件数:10,094件
- 最も多い年式:2001年
盗難リスクが最も低い車種
BMW 3シリーズ(2WD)
2019年の調査(HLDI)では、104,901台の保険対象車のうち、BMW 3シリーズはたった1台だけが盗難に遭いました。先進的な防犯技術が影響と考えられます。
Tesla Model S/Model X
Sentry Modeによる常時監視や、充電中は自宅ガレージに停める習慣が盗難抑止に効果的です。ただし、カメラ映像が外部に漏れないよう設定は必ず確認しましょう。




