ミネソタ・クユナでマウンテンバイクトレイルを満喫しよう
かつて鉄鉱石の採掘で栄えたクユナの鉱山は、30年以上前に閉山しましたが、ここ10年でミネソタ屈指のマウンテンバイク聖地へと生まれ変わりました。
現在、クユナには総延長50マイル以上の流れるようなシングルトラックが整備されており、全米でもトップクラスの評価を受けています。
岩がちで産業遺構が残る地形に、複数のループが彫り込まれ、かつての坑道が湖となり、森や急斜面を縦横に走ります。標高の高い地点からは、自然湖や旧鉱山が水を満たした湖群を一望でき、絶景が広がります。
多彩なレベルのトレイルが揃う50マイル
初心者向けの「Galloping Goose」から、上級者向けの「Yawkey Trail Unit」まで、クユナのトレイルはすべてのレベルに対応しています。
特に人気の「Bobsled Trail」は、Yawkey Mine Lakeを見下ろすリッジを急登した後、急勾配のバームが続くスリル満点のコースです。走り切れば、名前の由来が納得できることでしょう。
Red Raven Bike Shop & Cafe の共同オーナー、パトリック・ストッフェル氏によれば、全体の約80%はファミリー向けに設計されており、標識も明確なので、初心者が無理なコースに挑む心配はありません。
湖で水上アクティビティも楽しめる
カヤック、カヌー、スタンドアップパドルボードでクユナの澄んだ湖を巡るのもおすすめです。地元では、Pennington Mine Lake が出発点として人気で、Arco Mine Lake へと続くコースは3〜4時間のんびりと楽しめます。ボードは自前でも、PowerPaddle SUP のレンタルサービスで湖まで届けてもらうことも可能です。
これらの湖は釣りスポットとしても有名で、バス、ウォールアイ、クランピー、サニーなどが釣れます。トラウトが放流されている湖もあり、地元のガイドが釣り場や湖の歴史を案内してくれます。
また、透明度が高く40フィート(約12メートル)まで視認できるため、スキューバダイバーにも人気です。沈んだトラックや採掘機械の残骸が湖底に点在し、最大200フィート(約60メートル)の深さを持つ湖もあります。Minnesota School of Diving(ブレイナード)が主催するダイビングツアーに参加すれば、まさに冒険気分が味わえます。
食事とドリンク:地元の味を堪能
クルスビーの街は、マウンテンバイクの人気で飲食店が活性化しています。歴史を大切にしつつ、モダンな感覚と古き良き雰囲気が融合した店が立ち並びます。
赤レンガのリノベーション店舗では、Cuyuna Brewing Co. のヤウキーエールや、Red Raven Bike Shop & Cafe の自家製コーヒー、Iron Range Eatery のファーム・トゥ・テーブル料理が楽しめます。長時間のライドの後は、Cuyuna Brewing のエールで乾杯し、Iron Range Eatery のテラスで足を休めるのが最高です。
また、North Country Cafe や Spalding House Bar といった老舗も根強い人気で、朝はボリューム満点のパンケーキ、夜はハードリキュールと肉の抽選会(ミートラッフル)で締めくくれます。これらの店はトレイル誕生以前から存在し、地域の歴史そのものです。
宿泊施設:自然と快適さの両立
目を引く宿泊先としては、True North Basecamp が挙げられます。インスタ映え必至の「ノースウッズ・インダストリアル」デザインのキャビンは、全6棟、各275平方フィート。フルベッド1台とツインベッド3台、ハイスピードWi‑Fi、USB充電ポート、温度調整機能が完備され、自然の中でも快適に過ごせます。
もう少し原始的な体験を求めるなら、ミネソタ州自然保護局が管理するヤウキー鉱山湖を望む3つのユルトが選択肢です。断熱キャンバステントと木製床、薪ストーブを備えたシンプルな構造で、ベッドやシェルターがあるため、テントキャンプの不安要素を軽減しつつ、アウトドア感覚を満喫できます。




