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ギリシャのレックダイビング:必見の難破船トップ10

ギリシャの海は、経験豊富なダイバーでも満足できるダイビングスポットが数多くあります。エヴィア湾やサロニック湾といったアテネ近郊から、イオニア海、西部ギリシャ、エーゲ海のサイクリード諸島まで、海底は近代の難破船が点在する巨大な博物館です。

第二次世界大戦の戦闘機や潜水艦、貨物船や旅客船など、さまざまな船舶が沈んでおり、各々が独自の歴史を語ります。海底でメートルを数えるたびに、過去の数十年が遡っていくような感覚に陥ります。

海軍歴史の探検家であるコスタス・トクタリディス氏によれば、ギリシャ近代の難破船は約1,500隻。そのうち約500隻がダイバーにとって探索可能で、世界中から初心者から上級者までが訪れます。ウェットスーツ、マスク、フィンを装着し、酸素タンクを満タンにすれば、認定ダイビングセンターで経験豊富なインストラクターと共にレックダイビングの魅力を体感できます。冬でも天候は穏やかで、水温も快適です。

1. QUEEN OLGA | LEROS(レロス島)

ギリシャ艦隊の誇りと称された第二次世界大戦の駆逐艦「クイーン・オルガ」は、レロス島のラッキ港に沈んでいます。グラスゴー造船所で建造され、アドリア海からインド洋まで数多くの作戦に参加しました。1943年9月26日、ナチス・ドイツの戦闘機による爆撃で船長と乗組員72名が犠牲となり、艦体には砲塔や煙突に被弾痕が残っています。

視界は中程度(5〜10メートル)で、港内に位置するためアクセスしやすいです。

ポイント

  • ラッキ港には乗組員を慰霊する記念碑が建てられています。
  • ダイビング前後にベレニス塔博物館を訪れると、船舶から回収された100点以上の遺物を見ることができます。

2. PANORMITIS | KALYMNOS(ドデカネス諸島)

最も過酷な条件でも航行できた旅客船として知られる「パノルミティス」は、経験豊かなダイバー向けの難易度の高いスポットです。カリムノス島近くのテレンドス島北西、深さ32メートルの位置に沈んでいます。全長33.5メートル、幅6.7メートルの小型船ながら、322室の客室を備え、最大374名の乗客を収容できました。

1958年にノルウェーの船会社からギリシャの所有者に売却され、1960年代にドデカネス諸島間の過酷な航路を担当。1962年の強風(ビューフォート11)でロドスからカステロリゾへ病人を運んだ航海は伝説となり、乗組員全員がアテネ学術院から名誉賞を受賞しました。

しかし1966年、レロスからカリムノスへ向かう途中で岩礁に衝突し、全員が救助されました。船体は右側に傾いたまま砂底に横たわり、人工リーフとして多様な海洋生物が集まっています。

ポイント

  • 船の錨にはナチス・ドイツが付けたとされるスワスティカが残っているという噂があります。
  • 上部構造は木造で、当時の建造技術が垣間見えます。

3. FREIGHTER KYRA ELENI | PATROKLOS ISLAND(サロニック湾)

1978年1月6日、悪天候のために沈没した貨物船「キラ・エレニ」は、サロニック湾のパトロクロス島南側、スーニオの正面に位置しています。浅瀬の砂底に沈んでいるため、初心者でも比較的安全に潜ることができ、視界は良好です。

船首は深さ17メートル、船尾は32メートルにあり、内部には小型・大型の魚が多数生息しています。船体内部への侵入は船尾付近で制限されますが、外観の観察や写真撮影に最適です。

詳しい情報は公式サイトや現地のダイビングセンターで確認してください。


トラベルノート
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