ツォメルカの魅力

ツォメルカはギリシャ西部、ピンドス山脈の一部に位置する、自然の美しさと歴史が息づく地域です。47の山岳集落(ツォメルコホリア)は、アラタ州とイオアニナ州にまたがり、石造りの家屋や広場に立つ大樹、中心の教会が共通の特徴です。
訪れるべき村々と出会い
シラコの旧校舎前の庭では、カフェがコーヒーやアルコールを提供しています。ヴォルガレリでは、かつてオスマン帝国のベイや牧畜民が拠点とした「ヘッドヴィレッジ」でしたが、今は草むらに覆われたナポレオン・ゼルヴァスのレジスタンス本部の入口が残っています。プラマンタのカフェでは、代々続く石工職人のヨルゴス・ベカスがパイプをくゆらせ、髭の奥から煙を吐き出しています。キプセリのパンテリス・カラリス博物館は、オスマン帝国が記憶ではなく現実だった時代の遺物で溢れています。
自然と冒険
アラクトス川のラフトツアーでは、ガイドが「ジャンプしろ、エレフテリア!」と叫びますが、エメラルドのように淡い緑色をした川は、見た目だけで心を奪われます。私自身は跳びませんでしたが、川の美しさは忘れられません。
主要な観光スポット
- カラリテスとシラコ:法律で保護された石造りの美しい村。
- プラカ橋:かつてアラクトス川を跨いだ単拱の巨大石橋。2015年の嵐で崩壊し、現在は残骸とカフェが残る。
- ネライドゲフロ(妖精橋)やゴゴウ、ポリツァスの石橋など、大小さまざまな歴史的橋が点在。
山岳道路は曲がりくねり、時折落石やアスファルトの亀裂が見られ、運転には注意が必要です。多くの集落は常住人口が少なく、静寂に包まれていますが、訪れる人々にとっては時間がゆっくり流れる特別な体験となります。
ツォメルカの魅力は、自然、歴史、文化が調和した唯一無二の体験です。ぜひ足を運んで、エピロスの山々が語る物語に耳を傾けてください。




