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アマサギ(Bubulcus ibis)の概要とハワイでの影響

世界に広がるアマサギ

ハワイの鳥類の中でも目立つ存在である白い羽毛のアマサギは、アイスランド、ベルギー、エジプトでも記録されています。アフリカとアジアが原産地で、南極大陸を除くすべての大陸に定着しています。その広範な分布は、すべて自らの飛行力によるものです。若い個体は繁殖地から3,000マイル以上離れた場所で見つかり、群れは大西洋を横断して北米へと広がり、1950年代から定着が進みました。

ハワイへの導入と目的

ハワイ本土でも農村部に至るまで至る所に見られますが、他地域とは異なり、1959年に人為的に導入された種です。導入の背景は生物的防除です。オーストラリアの研究で、アマサギが家畜の皮膚に付くハエを直接捕食し、数を減らす効果が確認されました。ハワイの酪農家がハエ被害に苦しんでいたことから、ハワイ農林委員会はこの鳥を放鳥しました。

外観と生態

ハラワ地区のコハラジップラインへ向かう道中や帰路で、アマサギの姿は見逃せません。牛や馬、その他の草食動物に止まったり、野原に群れで集まったりする姿は真っ白です。体長は約45〜53センチメートルで、繁殖期になると頭部と背中に淡い黄褐色の羽が現れます。

ハワイにおける問題点

しかし、アマサギはハワイでは外来種として問題視されています。個体数がピークに達した時期には、航空機の安全を脅かすほどの群れが観測されました。また、養殖場のエビやカニを捕食することも報告されています。主に家畜の周辺で昆虫や小型脊椎動物を捕食しますが、湿地帯の近くにコロニーを作り、他の鳥の巣を襲うことがあります。ハワイ固有の絶滅危惧種であるハワイアンダック(コロア)、ハワイスタイルト(エオ)、ハワイモーレン(アラエウラ)、ハワイコート(アラエケオケオ)などの巣を食害し、生態系に影響を与えています。世界的には有益な鳥でも、ハワイの固有生物への影響は無視できません。


トラベルノート
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