美味しいギリシャパイの魅力と地方別おすすめレシピ
ギリシャのパイは多彩で魅力的
ギリシャ人はパイが大好きです。形や味はさまざまで、甘いものも塩味のものも、伝統的なものから現代的なアレンジまで、薄いフィロシートを使ったものや、リッチで厚めの生地を使ったものがあります。シンプルな素材で作られ、食事のサイドディッシュとしても、仕事の合間の軽食としてもぴったりです。
フィロシートの作り方と特徴
伝統的なギリシャパイ(ピタ)は、手作りのフィロシートが特徴です。フィロシートは作り方が様々で、厚みや食感が異なります。薄く透けるシートから、厚くサクサクしたシートまで、重ねて層にしたり、シートの代わりに小麦粉と水の半液状の生地を使うバリエーションもあります。自家製フィロシートは最初はコツが要りますが、練習すれば家庭でも作れるようになります。
具材は無限大!好きなもの何でも
フィロシートのバリエーションに加えて、具材の組み合わせも驚くほど豊富です。チーズ、ホルタ(緑の野菜)、各種野菜、肉、魚、パスタ、米、またはトラハナ(セモリナや小麦粉、ブルグルにヨーグルトやバターミルクを混ぜた粒状の製品)など、好きな素材を好きなだけ詰め込めます。代表的なものとして、チーズパイ、ほうれん草パイ、リーキ(ねぎ)パイ、ミートパイ、ミンチパイ、マッシュルームパイ、タマネギパイ、チキンパイ、キャベツパイ、ジャガイモパイ、パスタパイ、イラクサパイ、パストゥルマパイ、かぼちゃパイなど、組み合わせは無限です。
地域ごとの名物パイ
ギリシャ全土でそれぞれの地域が独自のレシピを持っています。トラキア、マケドニア、テッサロニキ、エピロス、ペロポネソス、島々、クレタ島など、形、調理法、サイズ、具材が異なります。
例として、テッサロニキでは甘い・塩っぱいブーガツァ、ケファロニア島では肉とタラのパイ、レフカダ島のマリドピタ(ピカレルのパイ)、スコペロス島のスリフティ(ねじれた形のパイ)、スキロス島のマルマリテス(かぼちゃ・タマネギ・チーズ・シナモン・ペパーミント入り三角形フィロシート)などがあります。ミコノス島ではタマネギパイ、キモロス島のラデニア、カルパソス島のキャベツパイ、レスボス島のギュウズレメデス、クレタ島のメッサラ渓谷のツオラマ、ハニアのブーレキなども見逃せません。
ザゴロホリアではフラワーパイ、テッサロニキのプラスト(リーキとフェタチーズのコーンブレッド生地)、カルディツァのバツィナ(かぼちゃパイ)、エピロスのコトロピタとペペキ、イオアニナのバツァリア(コーン粉、野生の野菜、ミルクの生地)、プレヴェザのブラツァラ(チャイブ、フェタ、コーン粉)など、地方ごとの個性が光ります。
甘いものが好きな方は、ブーガツァに加えてテッサロニキのミルクパイ、ザゴロホリアのライスパイ、シフノスのハニーパイ、ペリオンのライスと赤かぼちゃのパイ、クレタ島のサフカニピタ(ハチミツをかけて甘くも塩くも楽しめる)をぜひ。




