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すべてを変える「ワンパーソン・ルール」

すべてを変える「ワンパーソン・ルール」

数年前にこのブログを始めたとき、純粋に実験的な気持ちでした。ブログについて全く知識がなく、読者向けに文章を書く経験もほとんどありませんでした。

読者をどうやって集めるかも分かりませんでしたが、家族や親しい友人以外に自分の言うことに興味を持ってくれる人がいるとは思っていませんでした。実際、何を語りたいのか、何を語るべきかすら分かっていなかったのです。

結局、家族や友人も私が思っていたほど興味を示してくれませんでした。彼らはすでに私が10年にわたって旅をしてきたことを知っており、改めて聞く必要がなかったからです。

それでも最初の数か月は、メキシコ・サユリタに住んでいた頃の体験や旅行に関する雑感を書き続けました。楽しむために書き、完成度や読者数は気にしていませんでした。

そして、アンジェリンが現れました。

「私もブロガーになれる!」

アンジェリンは、家族や友人ではない初めてのコメント投稿者です。彼女は私の投稿「Travel Rule: Buy Something, Throw Something Away」に次のようにコメントしました。

「ねえEarl、来週末にプエルト・バジャルタへ旅行する予定なの。サユリタで会えるかも…このブログで荷造りの考え方が変わったわ。プエルト・バジャルタで何か買ったら、必ず家から持ってきたものを一つ手放すルールを取り入れるつもり。」

最初の反応は「うわっ、誰かがコメントしてくれた!」でした。その後、コメントを何度も読み返しながら、部屋中に見えない仲間たちとハイタッチを繰り返したのです。

この瞬間が、ブログの転機となりました。

ビール数杯とひらめき

ハイタッチの後、パシフィコのビールを片手に椅子に座り、考えました。全く知らない人がブログを見つけ、コメントまで書いてくれるという事実は衝撃的でした。

数杯飲んだ後、シンプルながら人生を変える結論にたどり着きました。

もし一人がブログを見つけたなら、何百、何千人も見つけられるはずだ。もし一人が興味を示したなら、同じように興味を持つ人は他にもいるはずだ。

「うそだろう!」と驚き、再びハイタッチしながら友人と夜遅くまで祝いました。

もちろんやるべきことはまだ山積みでしたが、土台はできていました。たった一人のコメントが無限の可能性への扉を開いたのです。

このルールを人生に活かす方法

ブログを始めるなら、このルールをぜひ活用してください。たった一人のコメントがあれば、10件、100件のコメントが集まる可能性は十分にあります。地球上の60億人以上の中に、同じ情報を求めている人は必ずいます。

ブロガーでなくても同じです。自分がやりたいことをすでに実践している人を一人でも見つければ、自信とモチベーションが大きく高まります。

たとえば、旅行したいけど学生ローンがある、キャリアを始めるか一年間南米を旅するか迷っている、オーストラリアやアジアへの資金調達が分からない、という状況です。インターネットで同じ経験を乗り越えた人を探し、彼らのストーリーを読んで質問すれば、「自分にもできるかもしれない」という実感が得られます。

ビジネスを始めたいなら、アイデアを知人にメールで聞いてみましょう。たった一人が「それは役に立つ」と言ってくれれば、同様に思う人は他にもいるはずです。ひとつの肯定が勢いを生みます。

情熱を仕事やライフスタイルにしたいときも同様です。ワイン、馬、絵画など好きなことを趣味以上にしたいと独りで悩んでいると、やがて「本当にできるのか?」と疑問が湧き、やる気が失せます。そんなときは、すでに同じ道を歩んだ人を見つけて直接学びましょう。失敗例やアドバイスを聞き、ワンパーソン・ルールを常に意識すれば、挫折しにくくなります。

すべてを変える「ワンパーソン・ルール」

このブログ自体も、すべてがワンパーソン・ルールに基づいています。

  • ある読者がクルーズ船での仕事情報を求めたので、「クルーズ船で働く方法」ガイドを作成。1人が必要とすれば、同じ情報を欲しがる人は多いはず。
  • 別の読者から小規模ツアーの提案を受け、実際に「Wandering Earl Tours」を立ち上げた。1人の関心があれば、他にも需要があると判断したからです。

コメントや質問は次回の記事のテーマになることが多いです。「1人が知りたいことは、他の多くの人も知りたいはず」という考え方が根底にあります。

このルールがすべてを楽にするわけではありません。決断の指標として有用であり、ハードワークは依然として必要です。特に、他者が自分のアイデアに関心を示したと実感した瞬間は、努力を続ける大きな原動力になります。

「Travel Rule: Buy Something, Throw Something Away」以降、すべての記事が何千人もの読者に読まれたわけではありませんが、最初のコメントがなければ今のように時間と労力を注ぐことはなかったでしょう。

最初の一歩はいつも最も難しいものです。ワンパーソン・ルールは「自分の目標は可能だ」と信じさせてくれます。

このブログと私の人生において、感謝すべきはアンジェリンです。

皆さんは同じような経験がありますか?この考え方は納得できますか?



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