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ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

30ルピーの入場料が理由で「訪れる価値がない」と言ったわけではありません。実際にナガー城を訪れたとき、そこが『城』であるという実感が全く得られなかったからです。

ヒマーチャル・プラデーシュの城はほとんどがホテル化

ヒマーチャル・プラデーシュ州の観光局が管理する城は、ほとんどがインドとヨーロッパ(主にイギリス植民地時代)の影響が混ざったホテルに改装されています。サービスは快適で豪華ですが、王族が住んでいたという雰囲気はほとんど感じられません。城に宿泊したら『ラージャ』になったような感覚が欲しいはずです。

例:ゴールデン・チャリオット号の教訓

カarnataka観光局が運営する豪華列車『ゴールデン・チャリオット』は、王宮らしさを演出する手法の好例です。ナガー城はそれに遠く及びません。

実際に訪れた感想

ナガー城は、アートギャラリーが数点と、バルコニーに置かれた光沢のある家具くらいしか見どころがありません。チール宮殿と同様に、かつてクルの王が住んでいたという雰囲気が欠如しています。イギリス植民地時代の面影も薄く、長年レストハウスとして使われていたことは分かりますが、王宮らしさは期待外れです。

ニコラス・ロエリックのアートギャラリーが町のハイライトであるのに対し、ナガー城はあまりおすすめできません。

とはいえ、時間に余裕があるなら20分ほどの散歩は価値があります。予算に余裕がある、あるいはバケットリスト的に滞在したい方は宿泊を検討しても良いでしょう。宿泊自体は快適ですが、特筆すべき王族的な要素はありません。

ナガー城の写真

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

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ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

実用的な情報

  1. 入場料は1人30ルピー。宿泊者は無料。
  2. 敷地内のレストランは日帰り客・宿泊客とも利用可能。入場料は免除されます。
  3. 逆方向に入口から出て行くと入場料がかからないという抜け道があります(非推奨)。
  4. 訪問のベストタイムは朝と夕方。写真撮影は夕暮れが最適です。
  5. 季節ごとに割引プランや特別オファーが出ることがあります。公式サイトで確認してください。
  6. シニアや特定カード保持者は割引対象。本人確認書類が必要です。旅行代理店経由では割引が適用されないことがあります。
  7. 基本設備:敷地内レストラン、駐車場、インターホン(宿泊者向け)、24時間電源バックアップ、Wi‑Fi など。
  8. 営業時間は毎日 7:00〜22:00。

ラグジュアリールームの実態

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

部屋の雰囲気は城の部屋とは言い難く、イギリス風の暖炉の煙突は装飾だけで機能しません。管理側からは「遺産建築のため煙突は使用できない。基礎を損なう恐れがある」と説明されています。冬季は電気ヒーターが支給され、ヒマーチャルの500ルピー程度のゲストハウスと変わりません。

アクセス方法

バスでのアクセス

デリーからマナリ行きのバスに乗り、マナリ手前のパトリクールで下車。そこからタクシー(約500ルピー)でナガー城へ約30分。直通バスはありません。時間通りに運行するHRTCバスを利用するのがおすすめです。

自家用車/タクシー

Googleマップでナガー城へのルート検索が可能です。クルとマナリの中間、ナガールード上に位置し、パトリクールで新クル‑マナリ高速道路とナガールードがベアス川を渡って合流します。

飛行機でのアクセス

最寄り空港はブンタル(城から約32km)。便数が少なく料金も高めです。遠方からはデリー/チャンディーガル経由で夜行バスでマナリへ向かい、上記と同様にパトリクールでタクシーに乗り換えるのがコストパフォーマンスが良いです。

マナリ在住の場合

マナリからナガー城行きバスに乗れば、降車地点から約1kmの徒歩で到着。タクシーやヒッチハイクも可能です。バイクで半日ツアーを組み、城とロエリック美術館を回り、残りの時間はジャナ道路を走ってジャナ滝へ向かうのがおすすめです。

城以外の宿泊選択肢

The North

3階建ての伝統的なヒマーチャリ建築(カタクニ様式)で、スレート屋根はないものの、ナガー城よりも快適でモダンな部屋が揃っています。内部は泥壁の居住空間です。

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

長期レンタルハウス(例:チチョギ)

2021年1〜3月に3か月間滞在した家は、ナガー城から約2.5kmのチチョギ村近くにあります。月額16,000ルピーで4名まで宿泊可能です。

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

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Namaste Homestay

2ベッドルーム+キッチンのデュプレックスで、キッチンはガスシリンダー完備。各部屋からは雪を頂く山々の眺望が楽しめます。食事は1食50ルピー程度で提供され、家族が同居しているため安心感があります。

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

2ベッドルーム+キッチンのユニットは月額30,000ルピー、または1泊1,800ルピーで利用可能です。長期予約が主流ですが、日割りでも受け付けています。

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

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Crystal Art Cafe & Hostel

予算重視の方には1泊300ルピーのドミトリが人気。共同キッチンがあり、食材の保存や調理が可能です。近隣のGopStopsというホステルも同様の価格帯で利用できますが、立地と雰囲気でCrystal Art Cafeを推奨します。

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

その他のローカル宿泊

ナガーが欧州旅行者向けに人気だった頃、地元の家族が部屋を貸し出す慣習がありました。現在でも、名前のない民家が1泊100〜200ルピーで部屋を提供しています。泥・石・木造の家が多く、現地の生活様式を体感できます。

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

ナガー城は訪れる価値があるか?―期待外れの実体験

Booking.comやAirbnb以外で情報を探すと、現地の家族が部屋を提供してくれるケースが多数あります。詳細はインスタグラムで連絡いただければ、現地のオーナーを紹介します。


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