ブダペスト旅行費用ガイド:知っておくべきすべて
ハンガリーまで行かなくても、ブダペストがヨーロッパでも最もコストパフォーマンスの高い旅行先のひとつだということはすぐに分かります。Googleで検索すれば、安さを語る記事が多数ヒットします。
たとえば、The Guardianは「ブダペストはヨーロッパで最も安いアルコール購入先のひとつ」と紹介し、ニッチな旅行ブログはさらに多くの魅力を挙げています。
ブダペストの旅行費用全体像
まず最初に、ブダペスト旅行の最大の魅力は「為替レートの有利さ」です。ユーロ圏では旅行前に為替レートが悪く、実質的に旅行費が高くつくことが多いですが、ハンガリーの通貨フォリント(HUF)はインド・ルピーに対して約4フォリントが1ルピーと、非常に有利です。これにより、ユーロ圏での70ルピー相当の損失感がかなり和らげられます。
インドからヨーロッパへ旅行し、予算を抑えたいと考えている方にとって、ブダペストほどコスパの高い場所は他にありません。

宿泊費
ブダペストの宿泊は、近隣のウィーンやブラチスラヴァと比べても圧倒的に安いです。6〜8人部屋のドミトリは、東南アジアと同程度の価格で利用できます。たとえば、中心部にある Avenue Hostel は、朝食付きで1泊たったの6ユーロです。
市街地から少し外れた場所なら、1泊3〜4ユーロで宿泊できることもあります。対照的に、ウィーンやブラチスラヴァでは同等の条件でほぼ2倍、チューリッヒやミュンヘン、フランスの都市では3〜4倍の費用がかかります。

交通費
ブダペストの公共交通機関も格安です。1500フォリント(5ユーロ未満)で24時間無制限にバス、トラム、地下鉄が利用できる1日券が購入できます。スイスのチューリッヒでたった10分の電車移動に7ユーロかかるのと比べれば、驚くほど安価です。
詳しくはロングリープラネットのハンガリー公共交通ガイドをご参照ください。

ビールの価格
ブダペストのビールは、東南アジアやタイの一部欧州ブランドよりも安いことがあります。スーパーマーケットでのラガーは200フォリント(約0.5ドル)から購入可能です。街中の廃屋バー(ルーンバー)でも、1杯約2ユーロで楽しめます。
食費
自炊すれば1日あたり4ユーロ以下で食費を抑えられます。外食の場合は、1日6〜7ユーロ程度が目安です。

実際に7日間滞在した筆者は、宿泊・食事・公共交通・数か所の博物館入場料を合わせても、総額で約100ユーロほどでした。1日あたりの概算は以下の通りです。
宿泊:6ユーロ(ホステルによっては3〜4ユーロでも可)
交通:5ユーロ
食事&ビール:5ユーロ
合計:1日約16ユーロ
もちろん、外食を増やしたりタクシーを利用すれば費用は増加しますが、概ねこの範囲で旅行が可能です。

ビザ情報(インド人向け)
ハンガリーはシェンゲン協定加盟国ですので、インド国籍の旅行者はシェンゲンビザが必要です。短期シングルエントリービザは60ユーロ+VFS手数料がかかり、最大90日間の滞在が認められます。申請からビザ取得まで最長で1か月程度かかることがあるため、余裕を持って計画しましょう。インドパスポート保有者にとってシェンゲンビザは取得が最も難しいビザのひとつです。
詳しくは『インドでシェンゲンビザを取得する方法』をご参照ください。

街の構造と滞在エリア
ドナウ川で分かれるブダペストは、ブダとペストの二つの地区に分かれます。ブダは主に住宅地でローカルな雰囲気、ペストは観光の中心です。バックパッカー向けホステルや聖イシュトヴァーン大聖堂、旧市場ホール、国会議事堂など主要観光スポットはすべてペスト側に集中しています。
滞在拠点はペストを選び、中心部近くのホステルか、やや離れたエリアでさらに安価な宿を探すと良いでしょう。
短期滞在で主要観光スポットを効率的に回りたい場合は、48時間または72時間の「ブダペストカード」がおすすめです。カードを持てば、公共交通が無制限に利用できるだけでなく、多くの博物館や観光施設の入場が無料または割引になり、数回のガイド付きウォーキングツアーも受けられます。
周辺国からのアクセス
リュブリャナ、ウィーン、プラハからはFlixBusが20ユーロ以下でブダペストへ運行しています。バックパッカー向けの格安バスとして人気です。FlixBusの体験記もぜひご覧ください。
通貨と為替のコツ
ハンガリーの公式通貨はフォリント(HUF)で、1ユーロ=約300フォリントです。日本やインドではフォリントを直接入手しにくいため、まずはユーロを購入し、ブダペスト到着後に市内の両替所でフォリントに換えるのが賢い選択です。空港の両替レートはあまり良くないので、少額だけ空港で換えてから市内中心部の両替店を利用すると、より有利なレートで両替できます。




