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海外留学は旅行と同等に価値ある経験か?

「これまでに何年旅行してきましたか?」
「ほぼ2年です。2015年2月に仕事を辞めて旅に出て、そこからずっと旅を続けています。」
「スコットランドで数年留学したと聞きましたが、そうすると合計で4年になりますね。」

南インド・ゴアのアゴンダで、旅仲間との何気ない会話がきっかけで自分の旅歴を実感した瞬間があります。実は、スコットランドでの留学生活を含めると、すでに4年もの間、世界を歩いていたのです。スコットランドでの生活を「旅行」と呼べるかは別として、少なくとも貴重な体験だったことは間違いありません。

修士号取得のためスコットランドへ渡った当初、知り合いは誰もいませんでした。妹はイングランド南部に住んでいましたが、距離的にも文化的にも全く未知の土地でした。インド(特にデリー)を離れ、初めての海外生活は、食べ物・慣習・スコットランド独特のアクセントすべてが新鮮で、まさに「異国の地の旅人」でした。

到着直後の数週間は、空港から出たばかりの外国人観光客と同じ感覚でした。タクシーや信号、スーパーマーケットですら不思議に感じ、見慣れない商品はほとんど手に取らず、ビスケットとパン&ジャム、卵12個だけを買って帰る日々。インドで育った私にとって、フィッシュ&チップスが日常の食事になるという文化のギャップは、これほど大きいものはありませんでした。

海外留学は旅行と同等に価値ある経験か?

このように、最初の数週間は旅行と変わらない感覚で過ごしましたが、やがて学業と生活が日常に溶け込み、留学は単なる旅行以上の意味を持ち始めました。

留学体験は旅行と同等に価値があるのか?

一概には言えません。海外に長く滞在すると、同郷のインド人コミュニティに自然と引き寄せられがちです。自国の仲間と話すことで安心感を得ようとするのは当然です。

私が大学時代に見た例として、同じ寮に住んでいた7人のインド人学生がいました。彼らは互いに支え合い、現地の学生や他国の仲間と交流する機会をほとんど持ちませんでした。その結果、卒業後は全員がインドへ帰国し、異文化に馴染むことができなかったのです。

もしあなたが同じようにコミュニティに閉じこもりがちなら、留学は「自国での学び」と変わらないかもしれません。逆に、異文化を積極的に受け入れ、現地の友人と食事やイベント(例:感謝祭のターキー)を楽しむ姿勢があれば、長期的な「スロートラベラー」としての成長が期待できます。

振り返ってみると

留学初期の数か月は、バスで自宅と大学を往復し、外食や街歩きはほとんどしませんでした。しかし、時間が経つにつれ内向的な性格が徐々に緩み、地元のカフェでアルバイトを始め、さまざまな国籍の友人ができました。彼らと週末に遠出する計画を立て、初めての旅行体験を味わいました。

当時の自分を振り返ると、チャンスを無駄にした愚か者だったと感じますが、少なくともインド人コミュニティだけに閉じこもらず、積極的に外の世界へ踏み出したことは自信につながりました。

留学は誰にでも適した選択か?

留学は新しい文化に触れ、異なる価値観を受け入れる絶好の機会です。長期間滞在できるため、内向的な人でも自分のペースで徐々に馴染むことができます。語学や文化を学び、さまざまなコミュニティと交流することで、将来必ず役立つ国際感覚が身につきます。

私自身、スコットランドの街を歩く最初の数か月を「冒険」と呼びたくなるほど刺激的に感じました。その経験が、後の旅行への好奇心の種となり、今も心の中で「アレキサンダー」のように冒険心を燃やし続けています。


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