私が一人旅を選ぶ理由
「いつ出発するの?仕事の休みは取れた?」と、ヒマラヤでバイク旅を計画していた友人のアンキットに尋ねた。
長い沈黙の後、計画はキャンセルされたことが明らかになった。
「実は、来られなくなるかもしれないんだ。急用ができてしまって…」と、彼はいつもの調子で告げた。
このやり取りは昨日のこと。24時間ずっと、私は彼に「もう一度考えてほしい」としつこく説得していた。友人たちも代わりの人はいないし、皆仕事で忙しい。
そこで気づいたのは、何年も同じパターンが繰り返されているということだ。
確かに同行してくれる人もいたが、大半は急な用事でキャンセルし、結局一人で旅をすることになる。
この経験から導き出した結論は、他人を待っていてはどこにも行けないということ。そこから私の一人旅へのインスピレーションが生まれた。
だから今回も、やはり一人で旅に出ることにした。

更新: 本記事執筆から1か月後、アンキットに誘ったスピティ渓谷へのバイク旅を無事に終えた。最高の体験だった。詳細は「スピティ渓谷への一人バイク旅」を参照。
最初は一人旅は少し怖いかもしれない。孤独感に苛まれることもあるだろう。しかし、私にとって行きたかった場所に行けない方が、むしろ怖く、寂しいと感じた。だから一人旅は生き方の一部となった。
では、本題に入り、なぜ私が一人旅をするのか、理由をご紹介しよう。
なぜ一人旅をするのか
それは…
他人に足止めされたくない

正直に言うと、私は生まれつきの一人旅好きではなかった。むしろ恐れていた。
もし襲われたら?
一人旅をどう楽しむのか?
そんな不安が頭をよぎったが、数回の一人旅を経験して、危険でも退屈でもないことが分かった。
他人の都合で旅行を先延ばしにすれば、世界は広がらないと最初から分かっていた。
誰かが計画をキャンセルしても、私は諦めなかった。
自分自身が旅したい

初めての一人旅は、全く計画していなかった。怖さはあったが、心の奥底で自分を後押しする声が聞こえていた。
「もし嫌だったら?」
「戻ればいい」と声は答えた。
それは十分な保証に思えた。もし退屈に感じたら、荷物をまとめて戻ればいい。
未知への恐れは確かにある。自分だけで問題に立ち向かうと、心は反発するかもしれない。
しかし、一度でも挑戦すれば自分の対応力が分かる。次に旅の相手が参加できないと言ったら、挑戦として一人旅を選ぼう。
女性の方も、たくさんの一人女性旅者がいることを忘れないでほしい。
一人旅は究極の自由をくれる

一人旅は、私が求めていた究極の自由をもたらした。誰かに合わせる必要がなくなる。
「行きたい?」→ 行く。
「マクドナルドが食べたい?」→ 食べる。
「特定の体験がしたい?」→ 実行する。
目覚めは自分だけ。無限の可能性の中で自分自身を探り、好き嫌いの限界を知り、自己理解が深まる。
一人旅は自己成長のツール

私にとって一人旅は自己成長そのものだ。
一人で旅を続けるうちに自信と表現力が高まり、内向的だった私が外向的になる変化を実感した。
新しい国に降り立ち、誰も迎えてくれない状況で、見知らぬ人に助けを求め、時には友達になる。すべての問題に自分で解決策を見つける。
この経験は、勇気・知恵・自立心を鍛えてくれる。
だから、人を待つのはやめよう。今すぐ行動しなければ、いつまでも出発できない。
もし待ち続けていたら、今もアンキットに説得し続けていただろう。




