無常と変化は人生の一部
仕事を辞めてからほぼ1年が経ちました(2015年3月に退職)。それ以来、放浪者として旅を続けています。
この間にさまざまな出来事がありました。知らない人々との出会い、スラットベンチでの夜、世界で最も危険な道路でのヒッチハイク――すべてを経験し、多くの人生の教訓を得ました。
旅は新しい文化や考え方を受け入れるきっかけとなり、世界の哲学に心を開くことができました。

旅は私の人生で最大の教育者の一つだったと言えるでしょう。
旅をすると自ら決断し、普段は避けているような状況に身を投じます。さまざまな面で自分を鍛えてくれ、私の経験も例外ではありません。旅は多くのことを教えてくれましたが、最大の教訓は無常が人生の一部であるということです。
「旅の目的は想像を現実と調和させ、ありえることを考えるのではなく、あるがままを見ることです」サミュエル・ジョンソン
道中は常に変化し続ける出来事の連続です。思い出にすがりたくなる気持ちは誰しもあるでしょうし、過ぎ去ったものに美しさを見出す愚かな自分もいます。メランコリーや曖昧さに胸が締め付けられることもありますが、何年も旅を続けてようやく、変化は自然なことだと悟りました。

確かに放浪生活は混沌としています。大切な友人に別れを告げ、二度と会えないかもしれないという事実に直面すると、胸の空洞は時に苦痛です。美しい街を離れるとき、たとえ戻っても同じ瞬間に戻れないことを知ります。これは思った以上に哲学的ですが、別れが容易でなくても適応力と変化を尊重することを学びました。
タイでの最後の夜、別れを告げた人は思ったほど多くありませんでした。実際に別れた相手すらほとんど覚えていません。前夜に大きな飲み会があり、正直に言えば別れの言葉をしっかり言う余裕がありませんでした。その代わり、酔った自分は前の晩にたくさんのハグやキスを贈ったと思います。

だからこそ、別れは決して楽にならず、それが現実です。「さようなら」や「お元気で」「また連絡取り合おう」といった言葉が何度も続くと、感情的に消耗してしまいます。正直に言うと、私はそれを諦めました。旅人にとって別れは避けられないものだという考えを受け入れたのです。




