サンタフェの春、自然と緑を楽しむ
標高7,000フィートに位置するサンタフェは、砂漠という固定観念を覆し、春の訪れとともに豊かなピニオン‑ジュニパー林が広がります。高地特有の爽やかな空気の中で、自然の彩りを存分に味わいましょう。
ピニオンツリー:サンタフェの象徴的な州樹
メディアではしばしばアリゾナのサボテンがニューメキシコのイメージとして使われますが、実際のサンタフェはピニオンとジュニパーが織りなす森林です。州樹であるピニオンパインは、何世代にもわたって生き抜く頑丈さを誇り、ジュニパーと共に数百年もの寿命を持ちます。これらの木々は、Cerrillos Hills State Parkのハイキングコースで特に美しく映えます。
住宅街でも健康的なピニオンやジュニパーを見ることができますが、自然の姿を間近に体感したいなら、Cerrillos Hills State Parkへ。公園のレンジャーが地域の植物・動物について詳しく教えてくれます。また、地質学に興味がある方は、アウトスパイア・ハイキングのガイド、スコット・レンバージャーと共にLa Bajadaの古代地層ツアーに参加してみてください。
サンタフェの庭園に咲くサボテン:南西部の魅力、必須ではない
春になると、サンタフェの庭園は様々なサボテンで彩られます。乾燥に強いウチワサボテン、チョラ、ニューメキシコ・ピンカッシュ、フィッシュフックサボテンなどが見られ、手入れが簡単な点でも人気です。サンタフェ・ファーマーズ・マーケットでウチワサボテンのジャムや、サンタフェ料理学校のマーケットでグリーンチリジャムやシロップを味わうのもおすすめ。さらに、The ShedやAmaya Bar(Hotel Santa Fe)ではウチワサボテンのマルガリータが楽しめます。
サンタフェ植物園と庭園ツアー:自然美の育成
2013年にオープンしたサンタフェ植物園は、14エーカーにわたる在来植物、サイト特有の彫刻、そして月替わりの植物紹介などの教育プログラムを提供しています。Orchard Gardensはすでに整備が完了し、講演やワークショップが定期的に開催されています。訪問者の体験を深めるための教育センター「Ojos y Manos」も併設されています。
さまざまな鳥がサンタフェ植物園に舞い降ります。
サンタフェ・ガーデン・クラブが主催するツアーで、4月中旬から10月まで「Pequeno Tours」(小規模スペイン語ツアー)では、3〜4時間でプライベートガーデン3か所を巡ります。7月には「Behind Adobe Walls」ツアーが開催され、建築と景観が調和した8つの住宅を紹介します。
歴史的ハシエンダと自然保護区
サンタフェの歴史は、パノラマビューが広がるライブヒストリーミュージアム「El Rancho de las Golondrinas」で体感できます。4月の平日にはドキュメントツアーが開催され、南北戦争の週末イベントなど季節ごとの催しが行われます。夏から秋にかけては、セルフガイドや文化プログラムが用意され、ニューメキシコの遺産を学べます。
南北戦争の週末イベントが、サウスウエスト風の雰囲気で再現されます。
隣接するLeonora Curtin Wetland Preserveは、自然学者レオノラ・カーティン(『Healing Herbs of the Upper Rio Grande』著)の功績を称える35エーカーの湿地(シエネガ)です。3つの植物帯があり、5月から10月の土曜午前9時~正午、日曜午後1時~4時に開放されます。選ばれた週末には植物園のドキュメンターが無料ガイドウォークを提供します。
サンタフェの気候:アウトドアに最適
乾燥した気候、低い湿度、標高の高さ、そして虫が少ない環境は、年間を通じて屋外活動に最適です。春になるとピニオン‑ジュニパー林が鮮やかな色彩に染まり、サボテンは見られません。ぜひ「City Different」の自然美を体感しに来てください。
サンフランシスコの守護聖人、聖フランシスは、春が「色彩の夏」の始まりであることを告げています。




