モロッコで絶品屋台料理を楽しめるおすすめスポット
モロッコの屋台料理は、タジンやクスクスだけに留まらず、地域ごとの個性あふれる味が揃っています。朝から夜まで、街角の屋台で地元の人々が愛する料理を堪能できるスポットをご紹介します。

フェズで満足の朝食
フェズの象徴的な青い門・バブ・ブジュルード付近の朝方、細い路地に並ぶ小さな屋台で熱々のビサラ(分割された大豆を使ったたんぱく質豊富なスープ)を味わえます。オリーブオイルをたっぷりかけ、焼きたてのパンと甘いミントティーと一緒にどうぞ。さらに、ミシメンと呼ばれる薄焼きパンケーキは、トマト・玉ねぎ・オリーブ、ラッフィングカウチーズを包んだものや、シンプルにグリルしただけのものがあります。フェズ名物のハトのパスティラ(バスティーヤ)も、スパイスが効いた鶏肉とアーモンド、シナモン、粉砂糖を層状のパイ生地で包んだ贅沢な一品です。

マラケシュ・メチュイ通りのラム料理
デジャ・エル・ファナ広場近くのメチュイ通りでは、地下オーブンでじっくり焼かれた丸ごとの子羊が四半キログラム単位で販売されています。クミンと塩でシンプルに味付けされた肉は、口の中でとろける柔らかさです。忘れてはならないのが、タジアと呼ばれるマラケシュ名物のラムまたは牛肉のスロークックです。保存レモン、スメンバター、数種のスパイスを土鍋に入れ、ハマムの炭火で5時間かけて煮込みます。地元民に人気のハッジ・ムスタファは、王族の写真が飾られた店内で、特に週末は行列ができるほどです。

デジャ・エル・ファナの冒険的屋台グルメ
夜になるとデジャ・エル・ファナは活気に満ち、ハーブブロスで煮たエスカルゴ(消化促進に効果的)が串に刺さって提供されます。また、蒸し羊の頭や脳、舌といった部位料理も見られます。マイルドな味が好みなら、ケバブが安心です。最も新鮮な料理は、長い行列の先頭で手に入ります。甘いミントティーと合わせてどうぞ。
カサブランカで地元の味を探す
観光客が多いリック・カフェを避け、カサブランカ・ポート駅近くのシンプルな屋台へ。ここでは、アトランティック産のエビを使ったラッフィングカウチーズ入りオムレツ「ムキラ」が人気です。カジュアルな屋台食の極みで、茶トレイが巡回してくれます。

エッサウィラで新鮮シーフードを満喫
海辺のエッサウィラでは、クミン・コショウ・パプリカ・コリアンダーで味付けしたイワシのミートボールが、フレッシュブレッドに詰められた手軽な一品として人気です。魚市場で好きな魚を選び、すぐ近くでグリルし、オリーブとトマトサラダ、炭酸飲料とともに味わえば、まさに地元流の至福です。
ムーライ・イドリスのミックスグリル
山岳村ムーライ・イドリスの正午、炭煙の漂う方向へ足を向ければ、香ばしいケフタ(スパイスを混ぜたひき肉)と焦げ目のついたトマト・玉ねぎの組み合わせが待っています。食後は広場でピスタチオとアーモンドのヌガーを手に入れ、カフェ・ヌス・ヌスで人間観察を楽しみましょう。

サハラ辺境のベルベルピザ「メドフナ」
エラシディアやエルフードといったサハラ近郊の町では、ハーブ・ハリッサ・野菜・オリーブオイル・ラム肉を練り込んだ生地「メドフナ(ベルベルピザ)」が伝統的に焼かれます。甘いハーブティーを添えて、砂漠の風味を存分に楽しめます。




