未来のシアトルを垣間見る
シアトルのスカイラインを思い浮かべたとき、まず目に入るのはそびえ立つスペースニードルでしょう。
しかし、この急成長する街では、ニードルは氷山の一角に過ぎません。スミスタワーの壮麗さや、アマゾン・スフィアズといった新しい建築物の躍動感、そしてワシントンホールのような歴史的建造物の重厚さなど、シアトルの建築は多様で魅力的です。
どこを見ても絶景が広がり、さらに大胆で美しい新プロジェクトが続々と進行中です。
今週、シアトル建築財団は年間建築模型展の20周年を迎えました。この無料の公開ギャラリーは、未来のシアトルを垣間見る絶好の機会です。
建築家の模型は、デザイナーがシアトルの建物や公共空間をどのように想像し、計画しているかを繊細に示しています。模型展に触発され、現在見られるスポットと、進行中のデザインを組み合わせてご紹介します。
モダニスト・パラダイス
建築事務所: Olson Kundig
Thompson Seattle – Olson Kundig 提供
今すぐ訪れたい場所:
Thompson Seattleは、パイク・プレイス・マーケットからすぐの場所にある新しいブティックホテルです。エネルギッシュなモダニストの外観とオープンな中庭が特徴で、Condé Nast Traveler によって世界で最も刺激的なホテル75選に選ばれました。デザイン好きの旅行者に最適の宿泊先です。
Space NeedleのCentury Project模型 – Olson Kundig 提供
近い将来の姿:
Olson Kundigは、スペースニードルに必要な保存・改修を手掛けています。『Century Project』では、上層3階を結ぶ新たな循環階段を設置し、ガラスの床から下方の景観が一望できる演出を加える予定です。改修期間中も一般公開は継続されます。
ダウンタウンの変貌
建築事務所: LMN Architects
Benaroya Hall – LMN Architects 提供
今すぐ訪れたい場所:
シアトル交響楽団の本拠地であるBenaroya Hallは、ダウンタウンの中心に位置する文化と市民生活が交差する宝石です。円形のロビーと大きなベイウィンドウが、夜になると建物全体を灯りのランタンのように照らします。
4/Cタワー模型 – LMN Architects 提供
近い将来の姿:
ワシントン州コンベンションセンターの大規模改修に加えて、LMN Architectsはダウンタウンに新たな4/Cタワーを設計中です。高さ90階、1,029フィート(約313メートル)に達するこのタワーは、米国内でも屈指の高さとなり、ダウンタウンとプジェットサウンドの新しい眺望を提供します。
シアトルでさらに素晴らしい建築を体験したいですか? ダウンタウンやシアトルセンターだけでなく、街全体に隠れた宝石が散らばっています。クイーンアンのガブルハウス(旧邸宅)や、虹色のアルミシングルで覆われたMoPOP(ポップカルチャー博物館)、ダウンタウンのセントラル・ライブラリーなど、どこも見逃せません。
シアトル建築財団が主催する定期的なコミュニティウォーキングツアーに参加すれば、街の至る所でデザインの魅力を深く味わえます。
また、パイオニア・スクエアに新設されたセンター・フォー・アーキテクチャ&デザインでは、シアトル・デザイン・フェスティバルの全日程が確認できます。9月22日までに開催される多数の無料イベントは、デザイン愛好家必見です。




