シアトル美術館に設置されたLEDアート「MIRROR」

Doug AitkenのMIRROR(シアトル美術館)レンダリング画像
イベントの様子
3月24日(日)の夕方、シアトル中心部のファーストアベニュー(ユニオン通りとユニバーシティ通りの間)が通行止めになり、千人以上が集まりました。天候は快晴で、少し遅れていたアート作品の公開が、まさに太陽の光のせいで延期されたのです。
参加者は、スキレットの「Painted Hills」ビーフバーガー(アルグラ、ブルーチーズ、ベーコンジャム添え)や、Mobile Meltsの「Full Monte」クリストといったフードトラックの料理を楽しみながら、待ち時間を過ごしました。太陽の光とチーズの香りに包まれ、誰も不機嫌になることはありませんでした。
「MIRROR」について
やがて太陽が西の空へと沈み、エリオット湾とシアトル・グレート・ホイールが美しいシルエットを浮かび上がらせると、いよいよ公開が始まりました。「MIRROR」はアーティスト・ダグ・エイトケンが手掛けた、シアトル美術館(SAM)外壁に常設される巨大LEDディスプレイです。北西角を取り巻くように設置されたガラスで覆われた水平帯が、光の柱へと変化し、建物全体にダイナミックな映像を投影します。
シアトルとプーゲットサウンド地域で撮影された数百時間分の映像が使用され、SAMは「生きた万華鏡、シアトルと太平洋北西部の絶え間なく変化する環境の動的表現」と説明しています。色彩や形、見覚えのある映像と抽象的な映像が交錯し、まさに圧倒的な視覚体験です。

2023年3月24日、MIRROR(シアトル美術館) 写真:Tracey Wickersham
音楽と演出
公開イベントでは、作曲家テリー・ライリーの巨匠作品『In C』がシアトル交響楽団の演奏者によって披露され、作品と音楽が一体となった感動的な時間が演出されました。雨が予想されたためステージはプラスチックの壁で覆われ、最後の金色の光が反射して美しい効果を生み出しました。
現在の様子と訪問のすすめ
当日の後、通りは通常通りに戻り、MIRRORは現在も外壁に展示され、誰でも鑑賞できる状態です。この作品は、2011年に逝去したバグリー・ライト氏と妻ヴァージニア・ライト氏がシアトルの文化振興のために委託した重要なアートです。ぜひ外壁のMIRRORを目にし、併せて館内の展示も楽しんでください。




