ニューヨークで夏を楽しむ方法
ニューヨークでは、夏がやってくると街全体が花開きます。屋外のビストロテーブルが狭いスペースに並び、バスケットボールコートや公園のベンチがリアルエステート化し、ロゼのボトルが陽射しの中で開かれます。パンデミックの影が依然として残る中でも、安心・安全に過ごしながら、探索や新しい日課、地域への支援を組み合わせた夏を過ごすことは可能です。
場所とルールの概要
まずは、開いている施設と安全対策を確認し、夏のストレスを減らすポイントを押さえましょう。
ビーチ
日光浴や水泳は不可ですが、ソーシャルディスタンスを保てば散歩はOKです。コニーアイランド、ロックウェイ、オーチャード、マンハッタン・ビーチ、ブライトン・ビーチ、スタテンアイランドのシーダー・グローブは住民が利用できます。国立公園サービスが管理するジェイコブ・リースとフォート・ティルデンは受動的レクリエーションが可能ですが、やはり泳ぎは禁止です。ロングアイランド(ナッソー・サフォーク郡)は居住者限定で再開予定です。(※2020年7月1日再開)
公園
州立公園は一部利用可能ですが、駐車場・トイレの閉鎖や営業時間短縮があるため、早朝に訪れるのがおすすめです。訪問前に最新の安全情報やキャンセルポリシーを必ずチェックしてください。
自分の安全だけでなく、他者への配慮も忘れずに。マスク着用、手指消毒、距離確保を徹底しましょう。
徒歩で街を満喫
ニューヨークは歩くのに最適な街です。市長は夏季に歩行者専用道路を拡大したので、快適なシューズで散策を楽しめます。
バードウォッチング
東海岸の渡り鳥ルート「アトランティック・フライウェイ」が通るため、マンハッタンのセントラル・パークやプロスペクト・パークはもちろん、ブロンクスのペラム・ベイやスタテンアイランドのマウント・ロレトでも観察が可能です。初心者は自宅の窓や屋上から始め、双眼鏡と早朝の時間を活用しましょう。参考書は『Sibley Field Guide』や『Peterson Field Guide』、地元作者の『Bird Watching in New York City and on Long Island』がおすすめです。
クラムベイク&シーフード
ハドソン・リバーパークの「Grand Banks」では、歴史的な漁船デッキでオイスターやロブスターロールをコンタクトレスで注文・受取できます。季節限定の屋外ピクニックに最適です。
人が少ないブリッジ散策
ブルックリン・ブリッジは観光客が減少し、早朝はほぼ無人。DUMBOで朝食サンドイッチを購入し、橋を渡りながらマンハッタンのシティホールやスキュービー・ブリッジ・パークの新しい高架歩道を楽しめます。
集会やデモへの参加
大規模な集会に参加する際は、距離確保・マスク着用・必需品の持参を徹底してください。アムネスティ・インターナショナルが提供するPDFガイドは、権利や注意点を分かりやすくまとめています。
自転車で広がる冒険
自転車はロックダウン中に人気が急上昇した乗り物です。出発前にタイヤ・ブレーキ・チェーンを点検し、ヘルメットとロックを持参してください。
ロングパスでハイキング
ロングパスは175丁目駅から始まり、アルバニーまで全長358マイルのルートです。ジョージ・ワシントン・ブリッジを渡り、ニュージャージー州のパリサーズで絶景を楽しめます。ピクニックエリアとトイレは利用可能です。
グリーンウッド墓地で自然散策
ブルックリン・サンセットパークにある478エーカーのグリーンウッド墓地は、散策路や歴史的建造物が点在し、鳥類観察や歴史学習に最適です。入場は無料ですが、ペット・ピクニック・木登りは不可です。
ブルックリンウォーターフロント
グリーンポイントからレッドフックまで、車との接触がほとんどないサイクリングパスがあります。レッドフック・ロブスターパウンドでロブスターロールをテイクアウトし、川辺でゆっくり味わいましょう。
相互扶助のボランティア
健康な方は、South Brooklyn Mutual AidやCorona Couriersの食料配達ボランティアに参加できます。連絡先は公式サイトやメール(coronacourier@protonmail.com)をご確認ください。
車で行く郊外の自然
車の交通量は約75%減少しており、ドライブは快適です。
州立公園でドライブ
カムセット州立歴史公園はロングアイランド・サウンドに突き出た半島に位置し、馬小屋やブリドルパス、砂浜が楽しめます。子ども向けの自転車練習やスクーターにも最適です。
ドライブイン映画
ウォーウィック・ドライブインは、3画面の屋外シアターで車内から映画とFMラジオ音声で鑑賞できます。事前予約とオンラインでのスナック注文が可能です。
アストリアのBel Aire Dinerも25フィートのスクリーンを設置し、車内で食事しながら映画を楽しめます。
クイーンズ・ファーム・ミュージアム
クイーンズ郡農場博物館は、35種以上の樹木と子羊・鶏・牛・豚などの家畜が見られる歴史的農場です。一部施設は現在閉鎖中ですが、今後の再開が期待されます。
ヤンキース・スタジアムのドライブインイベント
メジャーリーグが休止中の夏、ヤンキース・スタジアム駐車場でドライブイン映画とライブ音楽、NYストリートフードのテイクアウトが開催されます。医療従事者向けの無料チケットも用意されています。
ストーム・キング・ステート・パーク
ストーム・キング・アート・センターは6月末まで閉鎖ですが、周辺のステート・パークはハイキングと景観が楽しめます。ハイキング後はCold SpringのMoo Moo’s Creameryで手作りアイスクリームを味わいましょう。
自宅で味わうNYのバイブス
オンラインでもNYの文化は楽しめます。Nitehawk Cinemaのオンライン上映、St. Ann’s WarehouseやThe Publicの配信、Brooklyn Academy of Musicのバーチャルイベント、MoMAの無料アートクラスなど、多彩なコンテンツが揃っています。
自宅の屋上やバルコニーでプロジェクターと白いシートを使ってミニ映画館を作ったり、ベランダでハーブやトマトのプランター栽培に挑戦したりするのもおすすめです。
NY発のおすすめアイテム
Brooklyn Bicycle Co.:自転車購入を検討中なら、空いた街路が安全な今がチャンスです。
Lauren’s All‑Purpose Salve:日焼けや虫刺されに効くオーガニックの保湿剤。購入ごとに1ジャー寄付されます。
GreenHook Ginsmith Hand Sanitizer:地元蒸留所が手作りのハンドサニタイザーを提供。32オンスの大容量も注文可能です。
黒人オーナーの書店から本を購入:BronxのThe Lit.Bar、Crown HeightsのCafe con Libros、HarlemのSister’s Uptownなどがオンラインで販売中。
Social Distancing Prints:写真家Marcella Winogradがパンデミック時の公園のソーシャルディスタンスサークルなどを作品化。
マスクは忘れずに
フェイスマスクの購入先や配布情報は市の公式サイトや地域の掲示板をチェックしてください。




