モロッコでNestが支える女性職人たちの暮らしに触れる旅
はじめに
Amy Schoenberger がNestという非営利団体の活動を直接見にモロッコへ旅した体験記です。
フェズでの滞在とNestの紹介
フェズの美しいリヤド・ティズワで目覚めると、Rebecca がロビーでヨガのレッスンを行ってくれました。朝食は手作りヨーグルト、フルーツ、クロワッサン。Rebecca Kousky はNestの創設者で、開発途上国の女性職人に対し低利の融資、教育・ビジネス研修、そして欧米市場へのアクセスを提供しています。女性たちは製品で返済し、Nestはその製品を米国へ届けます。
フェズのタンナーリー見学とレザーバッグ製作
リヤドを出て有名なタンナーリーへ向かい、女性たちが皮を切り、染める様子を見学。Nest のレザーバッグは地元の職人が手作業で作っています。Rebecca は店主と米国市場向けにデザインを調整する話し合いを行いました。完成品は、アトラス山脈のミデルにある絨毯織り協同組合とコラボした「レザー・トートバッグ+絨毯生地」のハイブリッドです。二つのモロッコ工芸が美しく融合した作品です。
ショップの屋上からはタンナーリー全体が見渡せます。皮を洗うエリア、皮を裁断するエリア、そして色とりどりの染料が入った大きなタンクが並ぶエリアがあります。染料は鳩の糞で作られるため、鼻にミントの葉を当てて匂いをごまかす必要があります。しばらく見学した後、交渉術を駆使して鮮やかなオレンジのシューズを一本入手しました。
ミデルへのドライブと羊との出会い
ミデルへ向かう道中は山々、野原、野花が広がり、息を呑むほどの絶景です。バンが羊の横断に止まると、牧羊者が子羊を運転手に手渡し、乗客全員が抱いて写真を撮りました。母羊はあまり喜んでいませんでしたが、旅はそのまま続きます。
ミデルでの歓迎と交流
狭い通りに車を止め、扉を開けると、伝統的なムスリムの女性たちが頭巾と長いスカート、顔の中央にある灰色のタトゥー(古代ベルベルの結婚シンボル)を身に着けて出迎えてくれました。頬に二回ずつキスをし、温かく家へ招き入れてくれます。
大きなテーブルが三つ並び、チキン、パン、クスクス、ニンジン、フルーツなどがたっぷりと振る舞われました。食事の後、女性たちは色鮮やかな手持ちドラムを取り出し、音楽と踊り、歌が始まりました。ニューヨークのルームメイトと同じように、私も思い切り踊り、心から楽しみました。
絨毯織り協同組合とヘナタトゥー
その夜、Nestの受益者であるHayatが率いる絨毯織り協同組合を訪問。友人の家へ戻ると、女性たちはまだ踊り歌い続け、ある女性がヘナで手にタトゥーを施してくれました。お茶とデザートで締めくくります。
旅の感想とNestのインパクト
Hayatがドイツの絨毯フェアに参加したエピソードや、村の女性が自立したビジネスウーマンになるまでの道のりを聞くうちに、私の中で「なぜNestの活動に時間と資金を注ぐのか」という答えがはっきりしました。米国で開く小さなトランクショーやファンドレイジングが、海を越えて現地の女性たちの人生を変えているのです。
Rebecca は涙ながらに、今日出会った女性たちの多くが未婚または離婚していること、そして男性が十分に働かないことが原因だと語ります。彼女たちにとって勤労は大きな価値であり、私たちの支援がその価値を実現させています。これほど深く個人的なレベルで繋がり、変化を実感できることは、単に美しいジュエリーを買うだけの支援とは全く違う次元です。
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Nest のモロッコ・プロジェクト
本記事は Amy のブログ "Amy Atmosphere" に掲載されたものです。




