メサビ鉄山で楽しむサイクリングとATVオフロード体験
かつて山々と浅い海に覆われていたミネソタ州北東部のアイアンレンジは、1890年頃に鉱山資源で栄えました。
アイアンレンジの鉱夫たちはグランドラピッズ、ヒビング、バージニア、エリーなどの街を築き、深い鉄鉱石は米国の鋼鉄需要を支え、ロックフェラーやカーネギーといった実業家の関心を集めました。
鉱業は今も残りますが、赤い土の風景は変化し続け、近年はサイクリングやATVなどアウトドアの遊び場として注目されています。
メサビ・トレイルでサイクリング
アイアンレンジで足を伸ばしたいときは、まず自転車でメサビ・トレイルへ向かいます。全長130マイル以上にわたるトレイルのうち、グランドラピッズからバージニアまでの68マイル区間が私のお気に入りです。
メサビは決して平坦で直線的な道ではありません。短い起伏が続き、かつての採掘坑の急斜面を登り降りしながら、登りの頂上ごとに壮大なアイアンレンジの景色が広がります。
グランドラピッズを北上すると、白樺やカエデ、広葉樹の森を抜けます。かつて深く掘られた鉱山は今や水で満たされ、赤い岩壁が100フィート(約30メートル)もそびえるピット湖が点在しています。
ヒビングからチショルムへ向かう区間では、ミネソタ最大の露天掘り鉄鉱山であるハル‑ラスト・マホニング鉱山の迫力ある姿を間近で見ることができます。
ヒビングはボブ・ディランとグレイハウンド・バスの出身地でもあります。レトロな雰囲気を味わいたい方は、グレイハウンド・バス・ミュージアムを見学して足を休めてからトレイルに戻ると良いでしょう。
バージニアまであと約20マイル。ここはメサビ・トレイルの中間地点で、私はロッジ・モーター・インに宿泊しながら旅を締めくくります。安価で、ダウンタウンに近く、湖に面したロケーションは三拍子揃っています。
さらに、州で最も高い橋と呼ばれる橋が近くにあり、そこからのルーシュロウ鉱山ピットの眺めは圧巻です。橋を上がるときは少しペダルを踏み込む必要がありますが、息を呑む景色が待っています。
アイアンレンジ OHV州立レクリエーションエリアでATV体験
四輪に乗り換えたくなる日には、バージニアから車で約15分のギルバートにあるアイアンレンジ OHV州立レクリエーションエリア(IROHV)へ向かいます。
IROHVは全長36マイルのオフロードトレイルと広々とした走行エリアを備えています。まずはサイドウインダー・トレイルで赤い土をかき分けながら森の中を走り、体が温まったらテイルパイプ・レーンへ。ここは「最難易度」指定のトレイルで、岩が連続し、斜面が急なコーナーが続くため、上級者向けです。
ヘラクレス・ヒルズでの撮影や、名前通りの「ハグ・ザ・バンク」トレイルでのスリルを楽しんでください。渓谷(ザ・ゴージ)では、熟練した4×4ドライバーが岩場を這う姿を見るのもおすすめです。
IROHVは初心者から上級者まで対応できるトレイルが整備されており、専用の洗浄ステーションで赤い土をきれいに洗い流すことができます。ただし、アイアンレンジ特有の赤土は心に残る思い出になるでしょう。
アイアンレンジでさらに楽しむスポット
受賞歴のあるゴルフコースや絶品レストラン、地下鉱山ツアーなど、アイアンレンジには魅力的なアクティビティが盛りだくさんです。ぜひ計画を立てて訪れてみてください。




