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イヌワシを追い求めて

春の訪れと観察地点

冬の短く暗い日々は過去の記憶となり、今は春がやってきました。野の花がゆっくりと芽を出し、長くなる日差しに向かって伸びています。ヒバリの高らかな歌声が領土を巡り、ヘザーの茎が風に揺れています。

私はヘブリディーズ諸島の女王、イスリー島にいます。RSPB(英国野鳥保護協会)が所有する2,100ヘクタールの自然保護区・オア・リザーブの管理人です。

水辺の生き物たち

水面の下ではカワウソが岩の縁をすり抜け、滑らかに姿を消します。左手には大北方ダイバー(カツオドリ)の幽かな鳴き声が小さな入江に響き、表面に潜んで貝や魚を探しています。時折、カニを捕まえて足とはさみを外し、丸呑みしています。

前方ではアザラシが岩の上で波の音に合わせてくんくんと鳴き、リラックスしています。そのすぐ上を赤胸マガモが通り過ぎ、魚を捕らえて鋭いくちばしで飲み込みます。そこへチョウゲンボウがやってきて、捕まえた獲物を奪い取ります。

白頭鷲との遭遇

数時間観察を続けても、まだ狙いの獲物は現れません。潮が上がり、アザラシは岩から水へと移動しました。そのとき、右側の枯れ木の枝の間に大きく丸まった姿が現れ、すぐにもう一羽が加わりました。広い翼で上昇し、隣に止まったのは私が探していた白頭鷲でした。

大北方ダイバーが慌てて姿を消す中、鷲は高度を上げて獲物に向かって急降下しましたが、足を伸ばしても捕まえることはできませんでした。

再び高度を取り、狙いを定めた先はなんとハクトウワシでした。イギリス本土ではハクトウワシが最上位の猛禽類ですが、ここでは白頭鷲が支配しています。ハクトウワシは翼をオールのように使い、岩礁へと泳ぎながら逃げました。白頭鷲は再度襲いかかりますが、ハクトウワシも爪で応戦し、最終的に白頭鷲は諦めて木へと戻りました。

最後に、白頭鷲は高く舞い上がり、私の頭上を通り過ぎて姿を消しました。

野鳥撮影への情熱

日々の仕事がきっかけで野鳥撮影に目覚めました。シャッターを切る瞬間、心は完全にカメラと被写体だけに集中します。スズメバチのように黄色い目でレンズを見つめるスパロウホークや、白頭鷲、ハクトウワシ、カラス、ハヤブサなど、数多くの猛禽類と出会い、撮影してきました。

しかし、最も撮りたいのは神秘的なゴールデンイーグル(ハクトウワシ)です。彼らは遠くからでも人間の接近を察知し、すぐに姿を消します。飛翔時の速度は時速150〜200kmに達し、ハヤブサに次ぐ速さです。

将来的には、繁殖期が終わった後に設置できる隠れ家(ハイド)を作り、定点観察を行う計画です。ゴールデンイーグルはスケジュール1に指定された保護対象鳥であり、RSPBの職員として許可を得て遠距離から観察しています。巣への干渉は絶対に避けなければなりません。

巣の観察と出会い

崖の白い岩陰で風に顔を打たれながら、海が轟く下の景色を眺めています。双眼鏡で遠くの巣を探すと、雌のゴールデンイーグルが卵を温めている姿が見えました。彼女は私の存在を感じ取っているかのように、レンズ越しにこちらを見つめています。

これまでのゴールデンイーグルとの出会いは、ほとんどが偶然です。時には岩の上で観察していると、突然頭上を横切ってくることがあります。別の時には、農家の屋根の上を低空で飛び回る姿を目撃し、急いで機材を手に取ることもありました。

遠くの水平線に白頭鷲が姿を現し、ハクトウワシの領域に近づいてきます。数瞬で巣の上空を旋回し、次に雄のゴールデンイーグルが現れ、白頭鷲を追い払いました。その壮大な飛翔は、自由と力強さを象徴しています。


イヌワシを追い求めて

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