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登山家メリーサ・アーノットが語る人生と登山への情熱

はじめに

エベレストに5度登頂し、世界中のクライアントを案内するガイドであり、最近はネパールの新たに開放された峰への探検ミッションを率いたメリーサ・アーノット(32歳)にインタビューする機会を得た。女性登山家の歴史は長く、ゲルリンド・カルテンブランナーやリン・ヒルといった先駆者たちがいるが、アーノットは19世紀のビクトリア朝女性登山家に続く伝統の一員だ。

登山への道

アイダホ州サンバレー在住のアーノットは、コロラドとモンタナの山岳地帯で育ち、最寄りの街から何マイルも離れた場所で子ども時代を過ごした。両親は山好きだったが、実際にクライミングを始めたのは大学卒業後だった。なぜかアイオワ州で学んだ彼女は、"平坦すぎる"と笑いながら、親に反抗した結果、山への関心が薄かったと語る。

しかし、実家に戻ってモンタナの山々を再び目にしたとき、"自分はここにいるべきだ"と悟り、広告の仕事を辞めてトラックの荷台に全てを詰め込み、山へ移住した。その夏はトラックの荷台で生活し、旧友とともに地元の山々を制覇しながら、すぐにクライミングの魅力に取り憑かれたという。

氷壁クライミングへの挑戦

多くの登山家が岩登りから始めるのに対し、アーノットは逆に氷壁登りからスタートした。「普通とは逆の順序でやってしまった」と笑いながら語る。ジムでのクライミング経験はほとんどなく、氷壁は「非常にハイリスク」なスポーツだが、全身にロープやピッケルが結び付いているため「自分の実力がそのまま試される」点に魅力を感じたという。

ネパールでの新峰初登頂

10年にわたる登山経験とエベレストへの8回遠征の後、アーノットは中国国境に近いネパール東部へ探検に向かった。地図もGoogle Earthも利用できず、現地にたどり着くまでに約10日間を要した。最終的にパートナーのベン・ジョーンズとカメラマンのジョン・マンキュソと共に、標高6,280mの美しい山「ムスタン・ヒマラ」を初登頂した。

「どんなに経験があっても、初登頂の感覚は常に新しい」と語り、同じルートでも毎回違う挑戦があることを楽しんでいると語った。さらに、予想外の巨大な花崗岩壁に直面し、次回はより準備を整えて再挑戦する意向を示した。

エベレストとその魅力

エベレストでは8シーズン、5回の登頂を経験し、数々の成功と悲劇を目の当たりにした。シェルパの暴動や地震など、危機的状況にも遭遇したが、アーノットは「シーズンの大部分は仲間意識に満ちており、国際的な登山者が互いに助け合う姿が見られる」と語る。彼女は酸素ボンベを使わずに登頂することを目指し、"不快感に耐える力"が自分の強みだと自認している。

女性登山家としての視点と今後の目標

アーノットは、8000メートル級の登山は性別に関係なく挑戦できる「ジェンダーニュートラル」な環境だと強調する。さらに、ネパールの山岳コミュニティを支援するため、デビッド・モートンと共同で設立した「ジュニパー・ファンド」で、山で命を落とした家族への経済的支援を行っている。現在、34家族に最大5年間の支援を提供中だ。



登山家メリーサ・アーノットが語る人生と登山への情熱

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