ギリシャ正教会のイースター期間の慣習

イースターはギリシャにとって重要な祭りで、正教信仰と古来のギリシャ文化が深く結びついています。この時期に旅行を計画すれば、特別な雰囲気を体験できます。以下では、イースター期間中に行われる主な慣習や儀式をご紹介します。
聖木曜日(Maundy Thursday)
夕方のミサでは、キリストの十字架刑とその前後に起こった出来事が記念されます。
聖金曜日(Good Friday)
この日は黙祈の日で、家事を控える人が多いです。キリストが冥界へ下り、囚われた魂を救い、天国へ導いたと伝えられています。夕方には「エピタフィオスの行列」が行われ、信者は花で飾ったキリストの棺(エピタフィオス)を街中で担ぎます。
聖土曜日(Holy Saturday)

真夜中のミサとその後の祝祭を待ちわびる日です。一部地域では午後11時頃から教会に集まり、大きな白いキャンドルを持ってミサが始まります。司祭が「キリストは復活した!」と宣言し、鐘が鳴り、花火が夜空を彩ります。ミサ後、信者は灯されたキャンドルを持ち帰り、家の戸口に十字を描きます。これは一年間の祝福を意味します。その後、家族でギリシャ風のイースターメニューを楽しみます。
復活祭(Easter Sunday)

ローストした子羊や子ヤギが串で焼かれ、ワインが何度も注がれます。赤く染めた卵を隣人と割り合せて「キリストは復活した!」と叫び、復活と新たな命を祝います。日中は民謡が流れ、食事や会話、踊りが夜遅くまで続きます。
Eleni Aravani




