ノマ・ジャパン・イン・ユア・キッチン:カボチャとチェリーボードのレシピ
今年東京で開催されたノマ・ジャパンのポップアップで、私が最も感動したコースは、柔らかなカボチャと塩漬けの桜の花を使った一皿です。春の日本を思わせる色合いと味わいが特徴です。ノマの開発責任者ラース・ウィリアムズは、この料理のコンセプトについてこう語っています。
「長野は素晴らしい食材に恵まれた地域で、特に野生のチェリーボードは苦味のあるアーモンドのような風味があります。カボチャも乾燥桜の花もこの地域産です。私たちにとって、この料理は長野の森林で見つけたものを表現した最高の一品です。」
ノマチームは全日本空輸と協力し、全国各地を飛び回りながら調理技術や地域の食材をリサーチしました。家庭で再現するには、ある程度の料理知識と創意工夫が必要です。野生のチェリーボードを手に入れられる人は特に有利でしょう。
カボチャとチェリーボードのレシピ(4人分)
材料
- ブロス:大麦麹発酵水 300g、バター 150g、レモン汁(適量)
- 大麦麹発酵水:大麦麹 200g、浄水 400g、塩 12g
- 長野産カボチャ:カボチャ半個、ポーチング用油(ごま油)と鰹節 10g
- ロースト昆布:乾燥昆布 1枚
- 桜の花:乾燥桜の花 80枚(浸水して乾燥)
- チェリーボードオイル:野生チェリーボード 100g、グレープシードオイル 200g
作り方
- 大麦麹発酵水の材料を混ぜ、温かい場所で5日間発酵させる。
- カボチャをくさび形に切り、皮と種を取り除く。ポーチング用油と鰹節を入れた袋に入れ、92℃の水浴で1時間加熱し、氷水で急冷。その後、真空機で3回回す。
- 発酵した大麦麹水を温め、ハンドブレンダーでバターと合わせて軽いエマルションにする。仕上げにレモン汁で味を調える。ブロスは分離しないよう、できるだけ冷やして提供する。
- 昆布を150℃で60分ローストし、細長いスティック状に切る。
- 皿にカボチャのスライスを広げ、ブロス、昆布スティック、桜の花、チェリーボードオイルを順に乗せて完成。
※『Noma: Time and Place in Nordic Cuisine』(レネ・レゼピ)で他のノマレシピもチェック。




