バーゼル(スイス)での第一印象
イタリア・ラツィオ地方でローマの家庭に滞在し、現地の暮らしを体験した後、北へ向かう途中でスイスへのロマンチックなイメージが徐々に蘇ってきました。すでにチューリッヒで24時間過ごし、約2か月前にティトリス山への日帰り旅行も経験していたからです。
イタリアを抜けてスイス領に入った瞬間、バスでバーゼルへ向かう旅は格段に楽しくなり、周囲の景色は信じられないほど美しく映りました。
バーゼルに到着し、トラムでホステルへ向かうと、さらに美しさが際立ちました。目にするすべてが絵になる光景です。

古きヨーロッパの魅力
スイスで3番目に大きい都市であるバーゼルは、ロマンチックな小さな町のように落ち着きます。旧市街の曲がりくねった石畳の路地は、車通行が禁止されていることもあり、狭くて美しいです。
13世紀に遡る古い建築と、モダンなモニュメントが調和しながら同じスタイルで統一されている点が、特に魅力的です。まるでロマンチック・ロードのローテンブルク・オプ・デア・タウバーを思い出させます。
私がバーゼルで最も好きだった体験は、旧市街を散策することです。狭くておとぎ話のような通りを歩くたびに、まるで時間が戻ったかのような感覚に包まれます。色とりどりの像が並ぶ古い井戸や装飾された家屋が、雰囲気を一層引き立てます。
歩くなら、ぜひライン川沿いの散策路や、市内を二つに分ける数多くの橋から眺めるパノラマビューもお見逃しなく。

バーゼルとライン川
訪れた時はまだ寒さが残り、気温は5〜15度でしたが、ライン川に足を浸しながらお気に入りのウエリビールを片手に眺めるのは十分に楽しめました。
もし暖かい晴天の時期に訪れれば、ライン川沿いで昼食や夕方のドリンクを楽しむ光景が、ヨーロッパの多くの街よりも頻繁に見られるでしょう。
さらに、川辺でバーベキューやグリルが許可されており、天候が良ければ水泳も楽しめます。自分用の防水バッグに服を入れ、川に投げ入れて泳げば、流れに身を任せて自然体で過ごすことができます。
同様に、ライン川の景観を楽しめる場所としてドイツのリューデスハイムやビンゲンもおすすめです。

芸術・文化・歴史が息づく街
バーゼルは文化好きにとっても魅力が満載です。素晴らしい美術館、世界クラスの建築、個性的なバー、洗練されたレストランが揃っています。
アート
37平方キロメートルの市内に40もの美術館があり、国際的に重要なアートフェアも開催されます。数え切れないほどのギャラリーが点在し、街全体が芸術に満ちていると実感できます。
文化
バーゼルの人々は豊かな文化とともに、地元のビール「ウエリ」も誇りにしています。ほとんどのレストランやバーでウエリが提供され、スパッツリや他の郷土料理と一緒に楽しめます。
ウエリは地元の雰囲気を味わうのに最適で、オリジナルの醸造所でも直接味わえます。
歴史
この街はローマ以前からの歴史を持ち、ケルト人の遺跡も確認されています。1356年の大地震で大部分が破壊され、14世紀の復興が現在の街並みの基礎となっています。
詳しい観光情報は別の記事「バーゼルで見るべきもの・やるべきこと」にまとめました。

バーゼル空港
バーゼルはフランス、ドイツ、スイスの三国境に位置し、国境を越える感覚がほとんどありません。
独特の国際性を持つこの街には、スイスとフランスが共有する中心駅「バーゼルSBB」と、ライン川の向こう側にあるドイツ側駅「バーゼルBad Bahnhof」の3つの駅があります。
ドイツ側のRegionalbahnで到着し、荷物を預けるためにバーゼルSBBへ向かうこともありますが、駅の左半分はフランス領土に属しているため、正しいエリアへ向かう必要があります。
また、バーゼル・ミュルーズ空港はスイスが所有していますが、フランス領内に約4km位置しています。飛行機を利用しなくても、空港見学はおすすめのアクティビティです。
宿泊おすすめ
私は『バーゼルユースホステル』に3泊しました。部屋は清潔でスタッフはフレンドリー、シャワーはエコでスマート。SBB駅からのアクセスも良く、スイスのホスピタリティを満喫できました。バーゼルで宿を探すなら、ユースホステルを強くおすすめします。




