バスで巡るアルゼンチンとチリの絶景
はじめに
氷河、滝、ペンギンのコロニー、パタゴニアのブドウ畑、荒々しい海岸にいる赤ちゃんクジラ、そしてトーレス・デル・パイネのそびえる岩柱――南米南端の観光名所は、ブエノスアイレスやサンティアゴからはほど遠い場所にあります。格安でこれらを訪れたいなら、国内航空券の高騰を避け、バスでエル・カラファテ、サンペドロ・デ・アタカマ、イグアス滝などへ向かうのが賢い選択です。
バス旅行の魅力
アルゼンチンとチリは広大です。チリは北から南へ約4,270kmも伸び、カリフォルニアの約3倍の長さです。初めて訪れる旅行者は、サンティアゴからアタカマ砂漠、ブエノスアイレスからパタゴニアまでの距離に驚きます。時間はたっぷりあっても、航空運賃が高くて手が出せないという人にとって、バスは最適な手段です。
国内フライトは高額
国内線は目的地によっては300〜800米ドル以上になることもあります。イグアス、サルタ、バリロチェ、エル・カラファテへの往復航空券は、時期や航空会社により価格が大きく変動します。チリ国内でも格安航空会社のSkyが競争していますが、やはりコストはバスに劣ります。
バスはコスパ抜群で便利
Via Barilocheなどのプレミアムバスは、ブエノスアイレス‑プエルト・イグアス間で片道120〜160米ドル(クラスにより変動)で提供しています。航空機に比べて100米ドル以上安く、税金や手荷物料金も不要です。バスターミナルは空港より市中心部に位置していることが多く、乗り換えの手間も省けます。
長距離バスは快適
南米のバス業界は激しい競争により、近年大幅に進化しています。モダンな車両、割引運賃、リクライニングシート、食事、映画、Wi‑Fiといったサービスが標準化。座席は「セミカマ」(130度リクライニング)から「エジェクティーボ」(160度、枕・ホットミール付き)、「カマスイート」(完全フラットベッド、プライバシー確保、ラグジュアリーサービス)まで多様です。
オーバーランドで景色も満喫
バスでしか味わえない絶景も多数あります。サンティアゴ‑メンドーサ間のアンデス横断(ブドウ畑と山岳風景)、プエルト・モントとバリロチェを結ぶ氷河沿いのフェリー&バス、ティエラ・デル・フエゴからウシュアイアへの旅、北チリのイキケの海岸線などが代表例です。
バス時刻表は以下で確認できます。
- ブエノスアイレス:Retiro ターミナル
- サンティアゴ:Terminal de Buses Santiago、Tur Bus、Pullman Bus

タンゴ、ガウチョ、フットボール、ステーキ――アルゼンチンの魅力は尽きません。詳しくはLonely Planetの『Argentina Guide Book』をご覧ください。




