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旅先で実践する“Humanity Tithe”―参加型旅行の新しい形

旅先で実践する“Humanity Tithe”―参加型旅行の新しい形

観客でいるより参加者になろう。Fathomの寄稿者ステファニー・マーチが“Humanity Tithe”のルールに従って旅を楽しむ。

約10年前、もっと外に出るべきだと気づいた。テキサスを離れ、シカゴで学び、ニューヨークで働く。小さなアパート、ハッピーアワー、新しい友人、リハーサル、地下鉄の乗り方を学んだが、まだ足りなかった。

そこで積極的に旅を計画した。北京の胡同、シチリアの田舎別荘、スペインの列車、ウルグアイのファーム。欲は尽きない。家族の友人であるアギーは100カ国を巡ることを人生の目標にしていた。80歳になってもグアテマラのビザを手配し、パスポートにスタンプを押すことに執念を燃やしている。

アギー、必ず追い抜く

旅の範囲が広がるにつれ、途上国の厳しい現実に直面した。水を買うために財布を開くと、財布自体の価値が水を売る人が一年で稼ぐ金額よりも高いことに気付く。そのギャップは旅行者にとって最も衝撃的で心を痛める体験だ。

この不快感を避ける簡単な方法は二つある。①アメリカから出ない、②ファーストクラスで快適に旅行し、問題のある光景を見ないようにする。しかし、第三の道がある。それが“Humanity Tithe”。

Humanity Titheとは

例を挙げよう。クリスマスにカンボジアへ行き、アンコールワットを訪れ、象の背中で遺跡を巡った。ジャングルを走るトゥクトゥク、エメラルドグリーンのプールで泳ぎ、ロゼを二本飲んで完璧な一日だった。

カンボジアは壮大な遺跡と豊かなジャングルがある一方、極度の貧困が横たわる場所でもある。トゥクトゥクがデング熱で苦しむ200人の前を通り過ぎる光景は目を背けられない。ホテル代、航空券、食事、ガイド、現地の手工芸品に支払った金は、サービスと商品の交換に過ぎない。そこに“Humanity Tithe”が加わる。

ホテルの部屋に掲示板があり、ホテルが地元の孤児院を支援していると書かれていた。ガイドのダラに確認すると、確かに資金は有効に使われているとのこと。そこでホテル代の10%を孤児院へ寄付した。これが“Humanity Tithe”。

私たちは訪れるすべての場所で同様のことを試みている。寄付は金銭に限らない。現地の学校にプリンターやファックス機を持ち込むこともできるし、航空マイルを寄付することもできる。以下に紹介する非営利団体は、必要としている人や組織を見つける手助けになる。

寄付の仕方

まず、現地の学校や教会が海外の姉妹団体を支援しているか尋ねる。旅行先に関係のある同僚や友人がいればネットワークを活用する。Facebookの投稿も有益な情報源になる。大手の赤十字などに寄付するのは簡単だが、できるだけローカルな団体に寄付した方が直接的なインパクトが大きい。

インターネットが普及した今、世界は小さくなり、寄付はかつてないほど手軽になった。誰かが誰かを助けているネットワークに参加すれば、あなたもその輪に入れる。

大きな時間や資金を必要とするボランティアツーリズムや基金設立と違い、旅行中に少額でも現地に貢献できる。旅行で得た経験や感謝の気持ちを、直接的な支援として返すことは、旅人としての礼儀でもある。

おすすめ団体

以下は私が特に信頼する団体だ。なお、私はそのうち二つの理事を務めている。

  • World of Children:子どもの救済に取り組む人々に1万ドルの助成金を提供。受給者は厳格に審査され、プログラム情報も公開されている。
  • OneKid OneWorld:ケニアとエルサルバドルの既存学校を再建・改装し、教育を通じて平等と正義を促進。
  • Safe Horizon:ニューヨーク拠点の組織で、人身取引被害者への支援を全国規模で展開。

多くの場合、金銭的寄付が最も効果的だが、あなたの貢献がどんな形であれ、必ず役立つ。すべての行動が意味を持つ。

トラベルノート
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