新たに生まれ変わったエンパイア・ステート・ビルディング体験:これまでにない感動
タイムトラベラーの皆さんへ!エンパイア・ステート・ビルディングは、4年かけて1億6500万ドル(約165億円)を投じたリニューアルを経て、2019年11月に新しい訪問体験をオープンしました。来場者は階段を上りながら、建設当時から最新のテクノロジーまで、ビルの歴史を時空を超えて楽しむことができます。
1931年に世界一高いビルとして誕生した当時、アールデコ様式のモダンでスタイリッシュな姿は世界中の注目を集めました。高さ1,454フィート(約443メートル)のこのマンハッタンのシンボルは、360度の絶景を望める展望台へと訪れる観光客で賑わい、年間400万人以上(うち半数以上が海外から)の来訪者が訪れます。

現在は、インスタ映えする展示ギャラリーやインタラクティブ体験が多数用意され、ビルの歴史を余すところなく体感できます。旅は、エンパイア・ステート・ビルディングの2階にある2層構造の模型を囲む壮大な階段から始まります。
建設(2階)
ルイス・ハインの写真にインスパイアされた「建設」ギャラリーでは、1930年代の工事現場にタイムスリップ。鋼梁が空中を舞い、熱いリベットが打たれる音がサラウンドで流れ、実物大の建設作業員像が四体配置されています。像の前で座ってセルフィーを撮れば、まるで当時の職人になったかのような体験ができます。

オーティス・エレベーター(2階)
エンパイア・ステート・ビルの高さを実現したのはオーティス社の画期的なエレベーター技術です。展示室では、当時のオリジナルエレベーターの仕組みと、現在稼働する最新型エレベーターの機能を比較紹介。実際のエレベーターシャフトを模したシミュレーション体験では、エレベーターが上下するエネルギーを間近で感じられます。
世界で最も有名な建物(2階)
オリジナル音楽が流れる中、70以上の大型スクリーンでエンパイア・ステート・ビルが映画やテレビに登場したシーンを年代別に紹介。『キング・コング』(1933)や『恋のから騒ぎ』(1957)から『シーハルツ・デイ』(1993)や『エルフ』(2003)まで、ポップカルチャーにおけるビルの輝かしい足跡を堪能できます。
キング・コング(2階)
巨大なゴリラの手がオフィスの壁を突き破った「キング・コング」展示は、インスタ映え必至のスポットです。来場者は手の中に入り、壁を突き抜けるコングの映像と共に写真を撮れます。勇気がある方は、コングの握り拳に挑戦してみてください。

有名人(2階)
長年にわたり、世界中の著名人がエンパイア・ステート・ビルを訪れています。この展示では、アスリート、俳優、ミュージシャンなどのサイン入りグッズや写真を多数紹介。展示はエレベーターへ向かう通路に位置し、次の目的地である80階の「NYC:Above & Beyond」へと続きます。
NYC:Above & Beyond(80階)
NYC & Company(ニューヨーク市公式観光局)と共同で開発したインタラクティブ体験です。来場者は滞在日数や興味関心に関する質問に答えると、マンハッタンはもちろん、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドまで、5つの行政区を網羅したオリジナル観光プランが提示されます。選んだプランはメールやスマートフォンへ直接送信でき、すぐに活用できます。
86階展望台
ニューヨーク唯一の360度屋外展望台として、マンハッタンの中心部から壮大な景色を堪能できます。映画『シーハルツ・デイ』の感動シーンと同様の雰囲気を残しつつ、冬季でも快適に過ごせるように新設された暖房ランプが設置されています。

102階展望台(2階)
86階から乗る全ガラス製エレベーターは、16階分の高さを透明なシャフトで上昇し、ビル内部のマスト(かつては飛行船の係留用に設計されたが未使用)やライトアップされた塔身を間近で見ることができます。102階に到着すると、24枚の8フィート(約2.4メートル)高いクリスタルガラス窓が並ぶ全天候型の展望室が出迎えます。ここからは街並みだけでなく、遠くの景色まで一望でき、天候に左右されません。※102階展望台は別料金です。

上記はほんの一部に過ぎません。近年の大規模改修により、エンパイア・ステート・ビルは1930年代のロマンティックさと最新テクノロジーが見事に融合した、まさに時代を超えるランドマークへと生まれ変わりました。まだ訪れたことがない方は、今が絶好のチャンスです。すでに足を運んだことがある方も、ぜひ再訪して新たな魅力を体感してください。
写真提供:エンパイア・ステート・ビルディング




