ブルゴーニュでのサイクリングとワイン巡り:凍えるほどの美しさ
この季節は旅行に最適ではないかもしれませんが、次の冒険を夢見ることはできます。ブルゴーニュの葡萄畑をゆっくり走る自転車旅は、フランスの田園風景と豊かな恵みを味わう素敵な方法です。カシア・ディエツはパリから列車でブルゴーニュへ向かい、ボーヌを拠点にしました。
ブルゴーニュとは
フランス・パリのすぐ東に位置するブルゴーニュは、世界的に有名なワイン産地です。特に赤ワインはピノ・ノワール、白ワインはシャルドネが主流で、グラン・クリュと呼ばれる最高級の銘柄が数多く生み出されています。約2億年前にこの地域を覆っていた海の堆積物が、石灰岩の肥沃なテロワールを形成しています。
宿泊先:ホテル・ル・セップ
滞在は、ボーヌ中心部にある歴史的なホテル・ル・セップで決まりました。16世紀に建てられた家族経営のホテルは、ホスピス・ド・ボーヌという中世のワインメーカー病院のすぐ隣に位置し、歴史的な雰囲気に包まれています。62室を有する2棟の邸宅は、魅力的な中庭でつながれ、スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドに加盟しています。ミシュラン星付きレストラン「ロワゾ・デ・ヴィーニュ」や、葡萄畑をイメージしたスパ「マリー・ド・ブルゴーニュ」も併設され、ホテル内の新しいテイスティングルーム「サン・フェリックス」では、ワインの試飲を楽しめます。
自転車ツアー:ルート・デ・グラン・クリュ
ホテルが提供する高速電動自転車に乗り、標示された自転車道「ルート・デ・グラン・クリュ」をポマール方面へと走り出しました。中世から続くポマールは、ボーヌから約2マイル離れた場所にあり、赤ワインの名産地として知られています。白ワインが主流のコート・ド・ボーヌ地区において、ピノ・ノワールの名産地として特別な存在です。
さらに1マイルほど走ると、静かなポマールの道の先にボルネイの村が現れます。6世紀から続く名ワインの産地ですが、次の目的地へと足を進めました。
メルソーで白ワインを堪能
夫の抜群のアペリティフ探しの才能に導かれ、メルソーのカフェテラスで最後の席を確保。ここは「ラ・コート・デ・ブラン」の名が示す通り、シャルドネの宝庫です。乾杯の音頭「サンテ!」とともに、シャンパーニュのように華やかな白ワインを味わいました。シェ・ド・メルソーのワインショップでは、1973年産のクルを購入でき、友人への記念品として最適です。
二日目:サヴィニー・レ・ボーヌとコルトンの絶景
翌朝、ル・セップでゆっくり朝食をとり、町を散策した後、再び自転車で北へ向かいました。約4マイル先のサヴィニー・レ・ボーヌは、隣接する地区ほどの名声はありませんが、地元のアペラシオンを楽しみながらランチをとりました。近くのサヴィニー城は博物館として、古い航空機やレースカー、バイクのコレクションが展示されています(自転車の展示もいつか期待したいところです)。
最終目的地は、コルトンの丘。石灰岩の断崖が連なるこのエリアは、コート・ド・ボーヌ北端に位置し、ブルゴーニュのワイン巡りの締めくくりに相応しい絶景が広がります。ここで景色を堪能した後、ボーヌへ戻りパリ行きの列車に乗り込みました。




