日本での外食ガイド:入店から支払いまでのポイント
日本にはほぼ無限と言えるほど多様なレストランが揃っています。どの店も個性がありますが、以下のポイントを押さえておけば、日本での外食がスムーズに楽しめます。
レストランへの入店
多くの店は入口近くのウィンドウに、料理のプラスチックやワックス製のレプリカを展示しています。これらはメニューのイメージと価格を視覚的に伝える役割を果たし、特に日本語が読めない外国人観光客にとって便利です。言葉が通じないときは、外に出て欲しい料理を指さすだけで注文できます。
店に入ると「いらっしゃいませ」と迎えられ、店員が人数を確認して席へ案内します。自分で席に着くケースは稀です。
日本のレストランは西洋式のテーブルと椅子が主流ですが、座布団で床に座る「座敷」スタイルも多く見られます。両方のスタイルを用意している店もあり、好みを聞かれることがあります。座敷の場合は、入口で靴を脱いでから座席エリアに入ります。
2020年4月施行の受動喫煙防止法により、原則としてレストラン内での喫煙は禁止されています。ただし、法施行前に営業していた小規模店は、入口に「喫煙可」などの表示があれば喫煙を許可していることがあります。
注文と食事
席に着くと、まず無料の水やお茶が提供されます。提供されない場合でも、店内のどこかにセルフサービス用の水やお茶が置かれています。また、手を拭くための濡れたタオル(おしぼり)も必ず用意されています。箸がセットされていないときは、テーブル上の箱から取り出すことができます。多くは使い捨ての木製箸で、二つに分けて使用します。
イラスト付きメニューを採用している店もありますが、文字だけのメニューや壁に掲示された料理一覧だけの店も少なくありません。メニューが読めないときは「おすすめ」や「お任せ(シェフのおすすめ)」を頼んでみましょう。お任せは、驚きの美味しさが期待できるコース料理になることが多いですが、価格は安くはないことを覚悟してください。
注文したいときは「すみません」と店員を呼び、テーブルに呼び出しボタンがある場合はそれを押します。注文が決まったら、店員が内容を復唱して確認してくれます。
居酒屋などでは、テーブル全員で料理をシェアするスタイルが一般的です。一方、レストランによっては各自が個別に注文することが求められます。
支払い
会計は料理と一緒に、または食事が終わった後に裏向きで渡されます。多くの店では、レジは出口付近にあり、店を出る際にレシートを持って支払います。テーブルで支払うケースは稀です。現金が主流ですが、クレジットカードやSuicaなどのICカードに対応している店も増えています。
安価な店では、注文と支払いの流れが少し異なることがあります。ラーメンや牛丼店などでは、入口近くの自動販売機で「食券」を購入し、店員に渡すと料理が提供される方式が一般的です。
日本ではチップの習慣はありません。もしチップを渡すと、店員が返金しようと追いかけてくることがあります。代わりに、退店時に「ごちそうさまでした」と感謝の言葉を伝えるのがマナーです。




