ダルースとレバノンヒルズでのマウンテンバイク体験
コロラド出身のライダー、スティーブ・ウィルコックスとメーガン・バーは、ミネソタでのマウンテンバイク旅行に何を期待すべきか分からなかった。しかし、10,000湖の大地で数日走った結果、Cuyuna と Detroit Lakes の速くて流れるトレイルに圧倒された。
5月にミネソタを訪れ、話題の Detroit Mountain と Cuyuna を走破。その後、6月に再びダルースとレバノンヒルズへ向かった。
山岳地帯としては珍しいミネソタだが、Cuyuna は IMBA シルバー、ダルースはゴールドに認定されている。世界でわずか6カ所しかゴールド認定を受けていないダルースは、訪れる価値が十分にある。
ダルース(Duluth)
ダルースは旅の第2弾の最初の拠点。スーペリア湖の北岸に位置する港町で、アウトドア好きや歴史ファンに人気だ。
かつては産業の要衝で、現在も鉄鉱石・石炭・穀物の流通拠点として栄える。Canal Park、Skyline Parkway、Spirit Mountain、Glensheen Mansion など観光名所が点在し、倉庫はショップやブリュワリーに再利用されている。夏は湖風が心地よく、世界中から訪問者が集まる。
街からわずか5分で、100マイル以上のトレイルが広がる本格的なライディングエリアにアクセスできる。
トレイルの入口
山道を少し上がると、Piedmont と Brewer のトレイルヘッドがハイウェイすぐ横にあり、アクセス抜群。朝は Piedmont で走り、Foxx Rocks → Admiral Rockbar の大ループを楽しんだ後、黒コースの B‑Line でテクニックを試した。
緑が鮮やかでシダが生い茂る景観は圧巻だった。
テクニカルなコース
DM(Duluth Mountain)はミシガン州でも屈指のテクニカルコースで、上級者向けのロックロールやブリッジ、ルート、速い水たまりが次々と現れる。グリーンからダブルブラックまで、気分に合わせて選べる多彩さが魅力だ。
絶景スポット
トレイル沿いには見晴らし台が多数あり、岩の上で30分以上眺めに浸ることも珍しくない。管理は COGGS(Cyclists of Gitchee Gumee Shore)が担当し、トレイルのコンディションは常に最高水準だ。
昼食は地元のブリュワリー兼ピザ屋「Ursa Minor」で、薪窯ピザとクラフトビールを堪能した。
Brewer エリアの Kissing Booth
同じトレイルヘッドから橋をくぐり、Brewer エリアへ。Kissing Booth は駐車場からすぐに登り口があり、岩の降下が特徴の短いコース(約0.5マイル)。ラダーやロックロール、ダブルが組み合わさり、何度でも乗りたくなる走り心地だ。
レバノンヒルズ(Lebanon Hills)
ミネアポリス南部のエイガンに位置するレバノンヒルズは、都市部に住む人々がすぐに自然を楽しめる貴重なスポット。Minnesota Off‑Road Cyclists がトレイルを作り、Dakota County Parks が管理している。
多様なコース構成
全長約10マイルのシステムは、初心者向けループからロックスキルパークまで幅広く用意。全コースが単方向なので、混雑時でもスムーズに走れる。
特に青色ループは、ロックとジャンプが楽しめるラインと、速さと流れを重視したラインの2通りが選べる。
外周のブルーリングは、最初は平坦だが徐々に大きなバームやジャンプへと変化し、エンドuro バイクでも十分に楽しめる。
自然と人工のハーモニー
緑豊かな森林に囲まれ、夏の暑い日でも木陰で快適に走れる。人工ロックガーデンが戦略的に配置され、バランス感覚やハンドリングの練習に最適だ。
トレイルは自然に溶け込む形で設計されており、10マイル以上走り続けても飽きない。
年間通して楽しめる
冬季はスノーバイクが可能で、難易度が下がることを示すサインも設置されている。近くにはミネハハ滝やシーフードレストラン「Sea Salt + Ice Cream」があり、魚のポーボーイは一度食べたらやみつきになる。
ミネハハクリークに沿って歩くトレイルは、ミシシッピ川まで続き、野生動物や景観を堪能できる。ミネソタはアウトドアの宝庫で、釣り人やカヤック、カヌーが行き交う姿が日常だ。
この地域の多様なライダーと充実したトレイルネットワークは、マウンテンバイクを主流にする大きな原動力となっている。




