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たった1席で楽しむ、ソロ食事の5つの秘訣

ニューヨーク、52丁目とレキシントンの角にある回転ドアの前で深呼吸をした。ここは私のお気に入りのパリ料理店「Le Relais de Venise L’Entrecôte」のマンハッタン支店だ。友人と一度訪れたことはあるが、今回が初めての単独来店だった。

ファストフード店での一人食は慣れていても、賑やかな街の座敷レストランで「1名様」のテーブルを要求するのは、少し怖く、寂しさすら感じた。

「友達と時間がずれた」や「仕事の出張です」など、余計な質問を避ける言い訳を何度もリハーサルした。

ホステスに近づくと、緊張で「一人です」だけと小声で告げてしまった。自信満々に言うはずだったのに。

隅の席を期待したが、部屋の真ん中に案内された。ブースに座り、ジャケットを向かい側の椅子に掛けて「誰かが戻ってくるかもしれない」ように見せかけた。

メニューはステーキとフライドポテトだけだったので、会話は最小限に抑えられ、周囲の目を気にせずに済んだ。万が一に備えて、仕事の書類を持参し「出張」だと装っておいた。

近くに別の単独客が来ても、私は頭を下げて相手が仲間を待っていると勘違いした。すぐに自信満々で注文した女性客も現れた。

周囲を見ると、テーブルはほとんどがソロ客で埋まっていた。自分の姿勢を正し、食事の味は格段に良く感じられた。

この経験がきっかけで、パタゴニア、オーストラリア、スカンジナビア、中東といった世界各地を旅しながら、ソロで食事することに誇りを持てるようになった。楽しさは自分次第だと実感した。

初めてのソロ外食に不安があるなら、私の旅先で培った5つの実践的なコツをご紹介しよう。

1. ゆっくり始める:Meetupで食事会に参加

同じ趣味の見知らぬ人たちと食事を共にすれば、緊張が和らぐ。Meetup.com ではカジュアルな軽食から本格的なディナーまで、世界中のイベントが開催されている。

フラッシングの中華街では「フードチャレンジ」に参加し、台湾の臭豆腐や千年卵を体験。ハーレムの「Red Rooster」では年齢が合うグループとソウルフードをシェアした。

ホステルやエクスパット団体が主催する感謝祭ディナー(エクアドル)など、アプリや掲示板で情報をチェックしよう。

2. バー席を取る

たった1席で楽しむ、ソロ食事の5つの秘訣

シカゴの名門ホテル「Palmer House」のロビーでスパマッサージ後、テーブルは満席だったのでバー席に座った。フレスコ画の天井を眺めながら、隣の客と何時間も続く会話が生まれ、ホテルの個性的な人物たちに魅了された。退店したくなかったほどだ。

3. スタッフと会話する

たった1席で楽しむ、ソロ食事の5つの秘訣

リオデジャネイロのシュラスコレストランはセルフサービス形式で戸惑ったが、コンシェルジュで予約した「Churrascaria Palace」では、ホステスが入口まで迎えてくれた。フレンドリーなウェイターがテーブルサイドで肉を焼き、セルフィーまで撮ってくれるので、すぐに居心地の良さを感じた。

4. スマホは置いておく

スクロールに時間を奪われないことが大切だ。パタゴニアでステーキを堪能したとき、メールやSNSはすべてオフにした。

隣の客が私のNYマラソンのスウェットを見て、ランナー同士の会話が始まった。結果、Facebook の友達が二人増え、フランスでのランニング計画も立ち上がった。

5. 自信を持って食事する

自分がソロであることを堂々と受け入れよう。最新の調査によると、成人の食事の46%が単独で行われているという。あなたは決して孤立しているわけではなく、むしろトレンドの最前線にいるのだ。


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