バクー(アゼルバイジャン)での体験レポート
Google Research のプログラムマネージャー、メレディス・ウィッタカーは、インド・チベット・ミャンマー・パリ・ニューヨークと多忙な出張を経て、今回バクー(アゼルバイジャン)に到着しました。インターネットの測定と保護に関わる重要な議題を世界中の関係者と語り合う彼女が、現地で得た知見を共有します。
旅行の目的
Q: アゼルバイジャンへは何がきっかけでしたか?
A: 国連主催の Internet Governance Forum(IGF)がバクーで開催されたためです。インターネット政策に関わる多くの専門家が一堂に会し、議論を交わす場です。
初めての訪問か
Q: これが初めてですか?頻繁に訪れますか?
はい、完全に初めての訪問でした。
出発前のベストアドバイス
Q: 出発前に得た最高のヒントは?
A: 数年前に読んだ『The Orientalist』が、アゼルバイジャンの歴史的背景を理解するのに大いに役立ちました。バクーは「カフカスのパリ」と呼ばれ、シルクロートの重要な拠点であり、豊かな石油資源と共に暗い歴史も抱える都市です。出張前に少しでも歴史を学んでおくと、現地の雰囲気が格段に感じられます。

移動手段
Q: どのように現地へ行きましたか?
A: JFK 空港からロシア・シェレメーチエヴォへ、そこからバクーへと乗り継ぎました。米国直行便はありませんが、欧州からは直行便が多数あります。バクーは世界的な石油ハブであるため、比較的多くの国際便が就航しています。
宿泊
Q: 宿はどこでしたか?
A: ヒルトン・バクーに滞在しました。どこの高級会議ホテルと同様に快適ですが、個性は抑えられたデザインです。
主な活動と食事
Q: 何をしましたか?
A: IGF の会場であるエキスポセンターでの会議に参加した合間、旧市街(イチェリシェル)を散策しました。食事は絶品で、トルコ料理にペルシャ風のアクセントが加わったような味わいです。色鮮やかなレーズンとザクロ入りの米、ヨーグルト添えのルラ・カバブ、フラットブレッド、コフタ・スープ、栗とプラムのラム肉、カルダモン風味の乾果、セージティーなど、幅広いメニューを堪能しました。特に Sumakh Restaurant は強くおすすめします。



バクーの印象
バクーは最近ユーロビジョンの開催で観光イメージを大きく刷新しました。近代的で洗練された観光地区と、古い街並みが混在しており、ザハ・ハディドや HOK らが手がけた大胆なモダン建築が国家主義的モニュメントとして機能している様子が印象的です。
現地の人々との交流
Google 主催のイベントで、エミン・ミリ、アルズ・ゲイブラーエヴァなどアゼルバイジャンのブロガーや活動家と出会いました。IGF をバクーで開催したことは、同国の腐敗問題やインターネット自由度への懸念から議論を呼んでいましたが、現地の知識豊かな人々と直接話すことで、白紙化された印象を防げました。
旅のハイライトと改善点
良かった点:食事と人々の温かさ。観光客は笑顔を見せないという誤情報がありましたが、実際はみんな笑顔です。
残念だった点:旧式の航空機格納庫を改装したエキスポセンターへの30〜45分の通勤時間が長く、日中は会場での滞在が続きました。

旅行の持ち物アドバイス
1. 持っていて良かった:レイヤリングできる服装。
2. もっと欲しかった:本。カスピ海沿いのベンチで読書すると、とてもリラックスできます。
3. 必要なかった:デリケートなハイヒール。石畳が多く、タクシーより歩く方が快適です。どうしても持参するなら、耐久性のあるブーツがおすすめ。
4. 持ち帰ったもの:ソビエト時代のラペルピンとヴィンテージ写真。

お気に入りのスポット
食事:Sumakh Restaurant が最高。
散策エリア:旧市街は観光客が多すぎず、非常に魅力的です。
体験:ヒルトンの24階にあるハマムで午後を過ごしました。
カフェ/くつろぎ:街中に点在するティーハウス(時には個人宅)が居心地の良い場所です。

まとめ
滞在期間は適切だったと感じます。バクー以外で訪れたかったのは、2番目に大きい都市ガンジャです。次回訪れる友人への最大のアドバイスは、現地の人と笑い合い、料理は全部食べてみること。水は飲まず、必要ならイモジウムを持参しましょう。
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