ロペス島の牧歌的な旅
フェリーでの出発

2700トンの楽器? 写真: Tracey Wickersham
バババババ… ワシントン州フェリー M/V Yakima の前方レールに立ち、シアトルから北へ約80マイル離れたアナコルテスからサンフアン諸島へ向かう船の船首に流れが当たる音を聞きながらいました。
シアトル在住者としてフェリーは何度も利用していますが、シアトル在住の作曲家スチュアート・デンプスターが 2013 年版『The Artists’ View of Seattle』で語ったように、2,700 トンの船体が奏でる音色に初めて気づきました。これが完璧なロングウィークエンドの始まりでした。
ロペス島へ
目的地は「フレンドリーアイランド」ロペス。州営フェリーが結ぶサンフアン諸島の中で、平坦な地形と牧歌的な道路がサイクリストに人気です。島民は年間通しで約2,500 人、宿泊施設はホテル 1 軒、キャンプ場、B&B、民宿が点在します。全長 15 マイル、海岸線は 63 マイルにわたり、3 日以上で全てを巡る計画です。

そのサウを追って! 写真: Tracey Wickersham
自然美のバリエーションが驚異的です。スパンサー・スピットの潟と砂州、アイスバーグ・ポイントの壮大な崖、ワトモウ・ベイのマウント・ベーカーを望む静かな入り江、シャークリーフ・サンクチュアリからのサンフアン海峡とオリンピック山脈の絶景など、訪れる場所ごとに異なる顔を見せてくれます。
見られた動物は、鹿、鷹、アシカ、カワウソ、アオサギ、ハクトウワシ、シーライオン、ハゲタカ、ラマ、そして無数の鳥類、さらに「イディリック・ファームシーン」まがいの子羊たちまで多彩です。

絶景の散策、アイスバーグ・ポイント。 写真: Tracey Wickersham
食と音楽
ウッドメン・ホールで開催されたフォークコンサートでは、開演前や休憩中も皆が会話に没頭し、スマホは見られませんでした。通信環境の影響もあるでしょうが、島の雰囲気が大きく関係していると感じます。食事は、The Galley の新鮮なハリバットタコス、The Bay のサンセットディナー、ロペス・ヴィレッジの Caffe La Boheme のエスプレッソが絶品でした。ハイキング用のヘルシーランチは Vortex Cafe で調達し、食材は Blossom Grocery で簡単に揃います。残念だったのは、シーズン未開店の Holly B’s ベーカリーや、Vita の営業時間に間に合わなかったこと、そして Agate Beach でのビーチコーミングに夢中になりすぎて、Lopez Creamery のアイスクリームや Lopez Vineyards のワインテイスティングを逃したことです。次回はカヤック体験を計画中です。

シャークリーフ・サンクチュアリで海の生物を観察しながら多くの時間が過ぎました。 写真: Tracey Wickersham
自然保護と感謝
滞在中、島民と国家指導者がサンフアン諸島で約 1,000 エーカーが新たに国定モニュメントに指定されたことを祝いました。美しい景観が次世代に受け継がれることへの感謝がさらに深まりました。

アナコルテスでフェリーを待つ間でも、こんな景色が楽しめます。 写真: Tracey Wickersham
訪問のヒント
行くなら:ロングリストに選ばれたロペス島は、シアトル北部のアナコルテスからのフェリー、またはケンモア・エアの航空便でアクセスできます。公式ガイドサイト www.visitsanjuans.com は必見です。夏季のフェリー待ち時間は長くなることがあるので、事前予約(2015 年以降は予約受付可)や計画的なスケジュールをおすすめします。自然を守るため、ハイキングやビーチで持ち込んだものは必ず持ち帰りましょう。
*2015年更新:ワシントン州フェリーはサンフアン諸島への予約システムを導入しました。詳細は公式サイトをご確認ください。




