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マイル…マイル&ハーフ:ジョン・ミューア・トレイルでの雪山パス挑戦と撮影記録

はじめに

ハイキング5日目の朝、私たちが向かったのは標高11,000フィートのドノーユーパスでした。ヨセミテ・ウィルダネス事務所のレンジャーからは厳しい警告が出され、カリフォルニア・シエラネバダ山脈で数十年ぶりに雪が多い年だったため、すでに多くのハイカーが足止めを受けていました。219マイルに及ぶジョン・ミューア・トレイル(JMT)を完走するだけでも厳しい年でしたが、私たちはその旅路を映像と写真で記録することも目指していました。

パスへのアプローチ

私たちはヨセミテから南下し、マウント・ホイットニーの山頂を目指すJMTを歩いていました。前日は緑豊かで平坦なライエルクリークキャニオンを通過。北上する太平洋クレスト・トレイル(PCT)のハイカー数名に出会い、彼らはすでに高山パスや急流、モハーベ砂漠を越えてきたベテランでした。パスについて尋ねると、彼らの反応は「かなり危険だ」「それほどでもない、仲間と一緒に行けば大丈夫」など様々でしたが、最低でも1,000フィートの雪を登らなければならないことは確かでした。

出発の背景

普段は都会でモニターに向かう仕事をしている私たちにとって、雪山を縦走するイメージは全くありませんでした。2011年1月にビールを片手に計画を立てたときは、雪に登ることは想定外でした。出発直前に「本当にやれるのか?」という不安もありましたが、危険と感じたら途中でリタイアし、来年に持ち越すという覚悟で挑むことにしました。

ドノーユーパスの最初の数マイル

最初の数マイルは急峻でしたが雪はありませんでした。約1時間歩くと、急流を渡る橋に到達し、荷物を下ろして撮影を始めました。橋を越えるとすぐに雪が現れ、トレイルは姿を消しました。木陰の足跡をたどり、尾根を回り込むと、目の前に巨大なボウルが広がり、底には凍った湖がありました。その背後には千尺もの雪壁がそびえ、まるで蟻の巣のようにスイッチバックが走っていました。

再び荷物を下ろし、撮影に没頭。リックは私たちが壁を登る様子を撮影し、登攀のスケールを映し出しました。

撮影とハイキングの両立

1日10マイルを平均で歩き、時には危険な瞬間を乗り越える中で、すべてを撮影しきれないのは仕方がありません。映像編集の段階で、もっと危険なシーンが欲しかったと感じることもありましたが、転倒や機材の損傷を防ぐことが最優先でした。長時間のハイキング後に寒い山の夜を一人で過ごすのは決して楽しいことではありません。そんな中でも、冒険の様子を十分に記録できたことに誇りを持っています。

壁の上り方と頂上の景色

壁を登るほどに斜面は急になり、最後のピッチでは雪のトラックの横に長いドロップオフがありました。一歩ずつ登るたびに自信がつき、ライエルクリーク越しに見えるトゥオルミーン・メドウズの絶景が励みになりました。頂上に到達すると、シエラ東部のリッジに漂う白い雲と、マーモットが昼食を奪う光景が広がり、皆で安堵の息をつきました。

その後の挑戦と映像制作

その後の3週間で、さらに高いパスを、より悪化した雪条件の中で越えていきました。ハイキングしながらの撮影技術は向上し、冒険全体を収めた長編ドキュメンタリーを完成させることができました。重要なのは、これが単なる「雪の一日」や「一つの景色」だけでなく、さまざまなストーリーと芸術的表現、そしてそれを共有する人々の集合体であるということです。

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