ペンシルベニア州観光委員会への提案(2020年6月3日)
はじめに
ミラード委員長、ロンジェッティ委員長、委員の皆様へ:
本日はバーチャルでご参加いただき、誠にありがとうございます。ペンシルベニア州の観光目的地マーケティング組織(DMO)を代表してお話しします。
自己紹介
私はリサ・レイガーと申します。カンブリア郡ジョンスタウン観光局(Visit Johnstown)のエグゼクティブディレクターを30年間務めております。
過去の課題と現在の危機
在任中、経済不況や9/11、州からの助成金削減、ペンシルベニア観光局への資金削減といった数々の困難を経験しました。ホテル税収が失われた助成金を補填し、Act 109 がオンライン旅行会社の抜け穴を塞いで州全体の観光マーケティングを強化したことで、一時は勢いを取り戻していました。
しかし、COVID‑19 の流行がすべてを止めました。3月16日のスタッフミーティングで、翌日からリモート作業に切り替える指示を出し、4月16日以降はチーム全員を休業させ、私一人で組織を運営せざるを得なくなりました。
この結果、10万人規模のバイクラリーをはじめとする大規模イベント2件を中止し、地域経済に約2000万ドルのインパクトを持つイベントを失いました。中心的なダウンタウンホテル(159室)も7月まで閉鎖され、他の夏季イベント(エホバの証人大会、全米AAABA野球大会、フラッドシティ音楽祭)もすべて中止しました。広告・マーケティング予算は凍結し、年間観光ガイドの発行も見送っています。
州全体の影響
この状況はペンシルベニア州全体のDMOに共通しています。ピッツバーグからフィラデルフィア、エリーからランカスター、エンドレス・マウンテンズからローレル・ハイランズまで、事業閉鎖や旅行制限、外出自粛令が連鎖的に影響し、旅行者は激減、宿泊稼働率は急落、ホテル税からの資金も瞬時に減少しました。たとえば、私たちの宿泊税収は2019年比で6万5千ドル減少しました。
DMOの役割と現実
州内51の非営利組織として、私たちは地域を世界に発信し、数千の事業と数万の観光雇用を支えています。カンブリア郡だけでも観光産業は年間3億1600万ドル以上の売上を生み、2000人以上の直接雇用を創出しています。洪水や産業衰退に苦しむジョンスタウンにとって、観光は生命線です。
しかし、事業が再開しつつある今、DMOは回復のリーダーシップを求められています。レストランや小売店は地元客だけで成り立てますか? 博物館は訪問者を呼び戻せますか? ホテルは部屋を埋められますか? ダウンタウンは人の流れを取り戻せますか? 旅行者に「安全で、開いている」ことをどう伝えるか、DMOの使命です。
回復への課題
現実は、ホテル稼働率がCOVID前に戻るのは2023年第1四半期と見込まれ、DMOはホテルの動きに追随せざるを得ない状況です。大規模イベントや集会のスケジュールが不透明なため、観光の主軸が失われ、州全体のDMO収入も激減しています。完全な回復にはイベントと訪問者が不可欠です。
2020年はほぼ失われ、2021年も見通しが立ちません。大量集会に関する迅速な指針がなければ、2020年夏のような壊滅的な影響が再び起こります。バイクラリーの2021年計画も、夏末の明確なガイダンスが必要です。
支援の要請
危機の中で助けを求めるべき対象はDMOです。私たちは高インパクトの観光セグメントに対する支援、明確な指針、そして資金を必要としています。観光は地域経済のエンジン、DMOはその指揮者です。霧を晴らし、地域復興の燃料となる手助けをお願いします。




