サルード!ポルトガル・ドウロ渓谷の絶景クルーズ
ポルトガルの美しい川を巡るクルーズ体験。クルーズ船に乗りたくなるとは思ってもいなかった私が、今はその魅力にすっかりハマっています。
リスボンからの出発
スペインがイベリア半島の注目を集めていた頃、今度はポルトガルが輝く番です。リスボンとシントラを訪れた後、北へ向かい、ワインとポートの産地として名高いドウロ渓谷をヴァイキング社のリバークルーズで巡ることにしました。
リスボンでは、まずベレン塔へ。16世紀に建てられた要塞で、まだ実際に足を踏み入れたことがありませんでした。続いてジェロニモス修道院へ。ユネスコ世界遺産に登録されており、ヨーロッパ・ムーア・東方の影響が交錯する美しい回廊が印象的です。その後、最古の街区アルファマへ足を運び、隠れた歴史の片鱗を探ります。
リスボン随一の魅力はタイル(アズレージョ)です。マドレ・デ・デウス修道院にある国立タイル博物館で、スペインとポルトガルのタイルの違いを学び、実際に自分でタイルに絵を描く体験もしました。
ドウロ川クルーズのハイライト
約100名が参加するツアーでしたが、バスでのデイエクスカーションは小規模なグループ感を生み、世代を超えた交流が自然に生まれました。私と夫は最年少層に属し、クルーズ経験豊富なシニア客とワインや旅の話で盛り上がりました。
リスボンからバスでポルトへ向かうと、ドウロ川沿いに並ぶ虹色の建物群にすぐに恋をしました。上甲板で夕陽を背に、夫と一緒に船に乗り込み、いよいよ航海が始まります。
最初の寄港地はレグア。ここではマテウス宮殿を見学し、最後のヴィラ・レアル伯爵が暮らした豪華な部屋や、ヴェルサイユを思わせる手入れの行き届いた庭園を堪能しました。
その後、スペインのシウダー・ロドリゴにある中世の城で昼食を取り、サラマンカへバスで移動。川のロックが閉じていたため船では行けませんでしたが、13世紀創建の大学やロマネスク・ゴシック様式の新旧大聖堂、シェルハウス(現在は公共図書館)など、歴史的建造物を巡る貴重な時間を過ごしました。
再びトルギル号に乗り、ファヴァイオスの小さな村へ。地元の人が案内してくれた伝統的なベーカリーで、時間が止まったかのようなひとときを味わいました。
船上での生活
クルーズはゲーム感覚のエンターテイメントが満載。クルーはすぐに家族のような存在になり、夜はダンスや地元ミュージシャンのライブで盛り上がります。ポートワインを片手に新しい友人と語らう時間は格別です。食事はポルトガル料理のフルコースで、シェフが腕を振るう本格的な味わいが楽しめました。
ラメゴの聖母祈願聖堂
翌日はラメゴの聖母祈願聖堂を訪れました。村の上空に686段の階段があり、全てを下りながら壁面に描かれた美しいアズレージョを眺めました。
ポルトでの最終章
数週間分に相当する文化体験を終え、ポルトへ戻って最後の数日を過ごしました。リスボンに次ぐポルトは、街の雰囲気が全く異なります。サン・ベント駅のフランス・ベル・エポック様式と2万枚のタイルが語る歴史、ショッピングストリートのサンタ・カタリナ通り、そしてドン・ルイス1世橋の二層デッキを渡りながら見る夕焼けは、旅の余韻を深く刻みました。
ポルトガルをもっと探検しよう
サグレスの崖、リスボンの最新ホテル、そしてヨーロッパで最もクールな首都リスボンの街歩き…次の冒険はあなた次第です。




