パンダの道:アンジヘ自然保護区での冒険
アンジヘ自然保護区の概要
四川省西部、秦嶺山脈の東縁に位置するアンジヘ自然保護区は、面積101km²の山岳竹林と苔むしたジャングルが広がる保全地域です。ここは中国でも最も密度の高いジャイアントパンダの生息地であり、ユキヒョウとパンダが同じ斜面を行き来する数少ない場所でもあります。
チームと装備
私たちのチームは、米国から送られた赤外線カメラを装備した地元のチョン州ポーター40kgの荷物を背負う人々、保護区のレンジャー2名(周と三)、森林局の福兄さん、成都大学の生物学卒業生、そして唯一の外国人写真家で構成されていました。ポーターは茶壺や豚もも肉を荷物に詰め、山道を歩きました。
過酷な山岳トレッキング
11月の雨季に入り、雨が止むと再び降り出す中、私たちはレッカーに悩まされながら竹林を切り開きました。乾いた竹の茎が足元でパキパキと音を立て、日差しは裸の尾根を焼きつくしました。水はほとんど見つからず、雪解け水を集めて食事に使うしかありませんでした。夜は泥の斜面にテントを設営し、手作りのマチェテで平らな場所を作り、乾いた竹や木の芯で薪を確保しました。
パンダとユキヒョウの痕跡
ある日、福兄さんが火で硬化させた木の棒で指し示したのは、ユキヒョウの足跡でした。足跡は乾いた粘土にセメントのように残っており、タキンやサンバルの痕跡と混ざっていました。数日後、岩場で見つけたアメリカンフットボール形の竹入り糞がパンダの存在を示すサインでした。私たちはさらに4日間、アルパインハイウェイに沿って赤外線カメラを設置し、違法狩猟の罠や密猟小屋も撤去しました。
保全活動と成果
2014年にコンザベーション・インターナショナルと四川省政府が共同管理を開始して以来、アンジヘは成都近郊で最も重要な流域保護区となり、現在は少なくとも26頭のジャイアントパンダが生息しています。私たちのカメラ設置と密猟対策は、パンダとユキヒョウの共存を支える重要なデータを提供しました。
この9日間の旅は、快適さを求める西洋の探検とは異なり、現地の人々が「仕事」として自然と向き合う姿を学ぶ貴重な経験でした。彼らの言葉通り、山には必ず道がある――それは努力と忍耐の先に見えるものです。
2014年、コンザベーション・インターナショナルは四川省政府と共同でアンジヘ自然保護区の管理を開始しました。保護区は成都から最も近い重要な流域で、現在は少なくとも26頭のジャイアントパンダが暮らしています。保全活動と教育の成果により、パンダの個体数は着実に増加しています。












